アイラインアートメイクとは?メリットやデメリット、失敗しない方法を解説
世代を超えて、人気が広まっているアートメイク。その理由は「毎日のメイクが楽になる」「化粧崩れしない」など、毎日のメイクを少しでも簡単に!きれいにしたい!と思う人が増えていることにあるようです。
施術する部位によって、眉毛アートメイクやリップアートメイク、アイラインアートメイクなどと呼ばれています。特にアイラインアートメイクは、一度施術すると1~2年はアイラインをきれいに保つことができるので、涙や皮脂でヨレる、消えるといったお悩みを持つ人や、毎日のメイクが大変!と感じる人に支持されています。
アートメイクは、メイク時間の短縮やすっぴんでも自信が持てるといったメリットがありますが、肌に傷をつけて色素を入れる施術方法なので、リスクやデメリットもあります。
アイラインアートメイクの施術方法やメリット・デメリットを知って、ご自分にあったアイラインアートメイクを上手に取り入れてみましょう。
アイラインアートメイクとは
アートメイクは、皮膚の浅い部分に針や専用の機械を使って色素を入れる、洗っても落ちないメイクのことで、「メディカルタトゥー」とも呼ばれています。アートメイクは、高度な技術と専門知識が必要なため、医師や看護師など資格を持っている人しか施術することができない医療行為です。
肌に針を使って色素を入れるものといえば、刺青(タトゥー)を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。刺青とアートメイクの違いは、色素を皮膚のどの層に入れるかにあります。
刺青(タトゥー)は、皮膚表面から2mmくらいの真皮といわれる深い部分へ色素を入れるのに対し、アートメイクは0.02~0.03mmくらいのごく浅い部分へ色素を注入します。
そのため、刺青は一度入れると肌のターンオーバーで消えることはなく半永久的に残りますが、アートメイクは皮膚のターンオーバーによって、いずれ自然に肌の外へ排出されます。
2~3年ほどはきれいな状態を持続できますが、刺青のようにずっと肌に残るわけではないのがアートメイクの特徴といえるでしょう
アイラインアートメイクは、その名の通り、普段のメイクでアイラインを引いているあたりにアートメイクを入れる施術です。
個人差がありますが、1~2年はアイラインメイクをしたようなきれいな状態をキープできます。毎日のメイク時間を短縮したい、すっぴんでも自信を持ちたいという人に人気が高まっている美容医療です。
アイラインアートメイクの症例写真
アイラインアートメイクをすると、すっぴんでも目元がはっきりし、自信が持てます。
近年は、施術方法の研究や技術の進歩によって、より自然にアイラインをアートメイクで入れることができるようになってきました。症例写真をいくつかご紹介します。
施術前 | 施術後 (施術直後) |
施術前 | 施術後 (2回目施術直後) |
施術の内容 | |
施術名 | アイライン上・アイライン下 |
施術のリスク (副作用) |
施術後に赤み、痒み、痛み、腫れ、熱感、アレルギーなどを生じることがあります。 |
施術の価格 | アイライン上:44,800円~(税込み) アイライン下:41,800円~(税込み) |
アイラインアートメイクを施せば、メイク時はもちろん、メイクをしていないときでもメリハリのあるきれいな目元をキープできます。
ヴィーナスビューティークリニックのアイラインアートメイクの症例はこちらをご覧ください。
ヴィーナスビューティ―クリニック アイラインアートメイク症例写真
アイラインアートメイクの人気デザイン
アイラインには、太さや目尻の跳ね上げなどのトレンドがあります。また、ちょっとした違いでお顔の印象が大きく異なるので、デザインは慎重に選びたいところです。アイラインアートメイクも、ラインの長さや太さ、目尻の描き方まで選ぶことができます。以下に、アイラインアートメイクで人気のデザインを3つご紹介しますので参考にしてくださいね。
シンプルなライン
まつ毛の生え際を埋めるように描くアイラインです。 まつ毛がボリュームアップしたような目元を、自然に作れます。
目尻を伸ばしたデザイン
目尻(テール)を長く伸ばしたデザインで、短めのテールや切れ長テール、目じりを下げた垂れ目テール、キャットテールなどがあります。
トレンドとご自身の目の形にあったデザインをうまく取り入れて、デザインしてもらいましょう。
濃淡を取り入れたデザイン
アイラインにプラスして、アイシャドウのように濃淡をつけたデザインも人気です。よりアイラインが強調されインパクトのある目元に仕上がります。
施術できる箇所は、クリニックによって違いがありますが、
- アウトライン
- ナチュラルライン
- インライン(粘膜ライン)
と大きく分けて3か所あります。
一つ目のアウトラインはまつ毛の外側に描くラインです。自分でメイクをした時のように、目を閉じているときもラインがはっきりと見えます。
二つ目のナチュラルラインはまつ毛の生え際にそって入れるラインです。より自然な仕上がりになります。まつ毛の隙間が埋まるので、アイラインによってまつ毛がボリュームアップしたように見えます。
三つ目のインラインは、まつ毛の生え際よりさらに内側のまぶたの粘膜部分に入れるラインで、粘膜ラインとも呼ばれます。アウトラインやナチュラルラインよりもさらに目力を強調できますが、眼球により近い部分への施術となるためリスクもあります。クリニックによってはインラインへの施術は行っていない場合もあるので、希望する場合は事前に確認しましょう。
基本的には上側(まぶた側)にラインを入れる人が多いですが、クリニックによっては下のラインも施術が可能です。
まつ毛が生えているまぶたのラインはもちろん、目尻(テール)のデザインは、トレンドだけでなくご自身の目の形によって慎重に決める必要があります。目元は加齢によって皮膚が下がる傾向があるため、デザインによっては仕上がりに違和感がでてしまうからです。
また、同じ部位に入れるラインでも、太さや濃さによって、お顔の印象は大きく変わります。あまりに目元を強調するデザインにしてしまうと、すっぴんのときに目元だけ浮いてしまうこともあるので、自然な仕上がりになるようカウンセリングで相談しましょう。
ベースメイクとしてアイラインをアートメイクで入れて、トレンドや気分に合わせてご自身でメイクを描き足して調整する方法がおすすめです。
アイラインアートメイクのメリット・デメリット
アイラインアートメイクは、メイクの時短に役立つ、美しいアイラインをキープできるなどたくさんのメリットがある一方で、デメリットもあります。アイラインアートメイクの特徴やリスクを理解して、アイラインアートメイクを上手に取り入れましょう。
<メリット>
アイラインアートメイクのメリットとして、
- メイクが時短になる
- すっぴんでも自信が持てる
- メイクが簡単にできる
- 汗をかく場面や、水に入る場面でも落ちない
などが挙げられます。
目元のメイクは細かく繊細で、毎日のメイクにかかる時間も相当なもの。太さや長さが均一にならない、左右のバランスをうまくとって描くのが難しいという場合でも、ベースとなるアイラインがあれば、毎朝のメイクが簡単になりますよね。
また加齢で下がったまぶたが原因で、アイラインが上手くかけないという人も、アイラインアートメイクならいつも理想的な目元で生活できます。
メイクの悩みや目元のコンプレックスを解消できることが、アイラインアートメイクのメリットといえるでしょう。
<デメリット>
アイラインアートメイクのデメリットとしては、
- 施術の際の痛み
- 薬剤へのアレルギー
- 施術後の赤み、腫れなど
- 仕上がりが希望と違う
- 目の近くの施術なのでリスクが伴う
などが挙げられます。
アートメイク全般に言えることですが、肌に傷をつけて色素を入れるため、施術の際には多少の痛みを伴います。麻酔でコントロールができるので、痛みに弱い人や不安な人はクリニックに相談しましょう。また、微量ではあるものの、人体にとっては異物を入れることになるため、ダウンタイムも必要です。
赤みや腫れは数日程度でおさまりますが、その間はメイクができない、人と会い辛いなど、普段の生活をすることが大変だと感じる人もいるでしょう。症状によっては、医師のフォローが必要になる場合があります。
アートメイクは、一度施術すると1~2年ほどの間自然には消えることがありません。仕上がりが希望と違う場合でもすぐにやり直すことができないため、カウンセリングでご自分の希望を十分にくみ取ってくれるか、希望のデザインを実際に施術する技術力があるかどうかが、クリニック選びの重要なポイントとなります。
また、目の腫れや赤みなどトラブルが起きた場合でも、症状にあった適切なケアをしてくれるかどうかも、確認しておきましょう。
眉毛やリップなど他のアートメイクに比べると、アイラインアートメイクは眼球の近くに施術するため、リスクが高く注意が必要です。
実際に角膜へ傷がつき、適切な処置をしないで放置したため、視力に影響が出たというトラブルもあります。アートメイクの事故やトラブルの相談の多くは、医療資格を持たない人が施術をしたことによるものです。身体へのリスクを避けるためにも、必ず医師・看護師の資格を持った人が施術しているクリニックを選びましょう。
アイラインアートメイクの痛みやダウンタイムは?
痛み
アイラインアートメイクは、専用の機械を使って肌に傷をつけて色素を入れていくので、個人差がありますが痛みを伴います。施術の際は、クリーム状の麻酔をするので、ある程度痛みのコントロールは可能です。
アイラインアートメイクで施術するアイラインという部位は、お顔の中でも特に皮膚が薄く繊細です。眉毛アートメイクやリップアートメイクに比べると、人によっては痛みを感じやすいかもしれません。痛みが心配な場合は、事前にカウンセリングで相談しましょう。
ダウンタイム
アイラインアートメイク施術後は、赤みや腫れがおさまるまで数日~1週間程度のダウンタイムがあります。施術当日は、入浴や飲酒、汗をかく激しいスポーツは控えましょう。肌に負担がかかるクレンジング剤を使用した洗顔も、術後1週間は控えてください。シャワーをする程度なら問題ありません。
また、アートメイクの施術時はコンタクトを外す必要があります。施術後1週間程度は、強い刺激を避けるためコンタクトレンズを使用しないよう言われるクリニックがほとんどです。普段コンタクトレンズを使っている人は、眼鏡を準備しておきましょう。
アイラインアートメイクは、施術後の注意点をしっかり守ることで、きれいに定着し、トラブルもなく過ごすことができます。症状が重い、長引くなど場合によっては医師がフォローをしながら経過を観察します。気になる事があれば、早めに相談しましょう。
アイラインアートメイクの失敗例
アイラインアートメイクは、お化粧の悩みや目のコンプレックスを解消できる美容医療ですが、中にはせっかく施術したのに失敗してしまったという例もあります。アイラインアートメイクを上手に取り入れるためにも、よくある失敗例を知ってリスクを減らしましょう。
デザインの失敗
アイラインに限らず、メイクには時代のトレンドがあります。事前のカウンセリングで希望をうまくくみ取ってもらえなかった、自分の希望を形にする技術がなかったなどの失敗もあり得ます。
希望した形と違う
自分がイメージしていたデザインと違う仕上がりになってしまったというケースです。
アイラインアートメイクをする場所は皮膚が薄く、注入する色素がにじみやすい傾向にあるので、高い技術力が必要です。また、カウンセリングで希望するイメージを十分に伝えることも大切です。クリニックの過去の症例やデザインを参考にしながら、希望にあった施術が可能なのか確認しましょう。
アートメイクは人の手による施術です。施術者の経験や技量によって、希望したデザインを上手に形にしてくれたり、想像と違う仕上がりになったりと差が出ます。
濃くなりすぎている
メイクをしているときはいい感じだけど、すっぴんになるとアートメイクのアイライン部分だけ残って浮いてしまうという失敗もあります。原因は、アイラインが太すぎる、濃すぎるなど、自分にあったデザインになっていない場合が多いようです。
左右のバランスが取れていない
自分でメイクをするときも、ほとんどの人は利き手を使って両目のアイラインをかくので、左右のバランスがとりにくい人が多いのではないでしょうか。しかし元の骨格や目の形が完全に左右対称になっている人は少なく、両目を全く同じデザインにしたからといってきれいに見えるわけではありません。目の形が左右違うことをコンプレックスに思っている人も少なくないでしょう。
コンプレックスをうまくくみ取って左右のバランスを取りながらデザインして施術してくれるかどうかは、施術者の経験によるところが大きいので、実績が豊富なクリニックを選ぶといいでしょう。
定着せずに消えてしまった
消えないといわれるアートメイクをしたにもかかわらず、数日~数週間で消えてしまったというケースもあります。せっかく高い施術費用をかけたのに、普通のメイクと同じくらいで消えてしまっては後悔してしまいますよね。
アートメイクは肌に色素を注入して定着させるため、初めて施術する人や、体質肌質などによっては1回で定着しづらいことがあります。そのため、クリニックによっては期間をおいて2回もしくは3回の施術を行い、確実に定着するように調整します。施術料金にあらかじめ数回の施術が含まれている場合もあるので、事前に確認しましょう。
変色してしまった
色は残っているけど、施術した時の色から変色したという失敗例もあります。また中には数年たっても変色したまま消えないというケースもあります。特に無資格のクリニックや海外での施術は、どんな色素を使っているのか確認できない場合があり、注意が必要です。人体への影響や施術直後の色まで把握したうえで、安全な色素を使用しているクリニックだと安心できますね。アートメイクの施術には、最新の知識や技術が必要です。
アートメイクは、一度施術すると数年単位で消えることがないので、気に入らないデザインになったとしても簡単に変えることができません。
自分の希望をうまくくみ取って、さらに自分に似合うデザインを提案してくれるクリニックで施術できればうれしいですよね。クリニックを選ぶ際は、事前のカウンセリングが十分か、また希望を再現できる技術力があるかどうか、価格だけではなく過去の症例なども踏まえて総合的に判断しましょう。
身体への健康被害がでた
アートメイクは高度な技術と専門知識が必要な医療行為です。特に、アイラインアートメイクは、施術する部位が眼球に近く、お顔の中でも特にリスクが高い部位。施術にミスがあると重大な事故につながりかねません。身体的なリスクが出た失敗例を見てみましょう。
痛みが取れない
施術中は麻酔である程度痛みのコントロールができるものの、施術後に痛みが長引くケースです。針で皮膚に傷をつける施術なので、やはり施術する人の技量や施術される人の耐性に左右されるところがあります。
く浅い皮膚の層に入れるアートメイクですが、必要以上に深い傷になると麻酔が切れた後に痛みだし、ヒリヒリ感が残ってしまうことがあります。
腫れが引かない
施術したところに炎症が起きると、大きく腫れてしまいます。また、傷から雑菌が入ると化膿してしまうことも。
ダウンタイムの目安は1週間です。腫れた症状が長引くようであれば、早めに医師に相談しましょう。
傷が残った
アートメイクは傷をつけて色素を入れる施術方法ですので、多少なりとも皮膚に傷がつきます。色素が残っているうちは傷が目立ちませんが、色素が排出された後に傷が目立ってしまうことがあります。カウンセリングで肌質や体質チェックをしっかりと行って事前にリスクを軽減しておきましょう。
角膜への傷
アイラインアートメイクを行う上で、最も注意したいリスクが角膜損傷です。目の周りは皮膚がとても薄く、さらにアイラインを引く部位は眼球に近い場所になります。角膜に近い場所での施術になるため、熟練した技術者でないと施術部位以外の角膜に傷がつくリスクがあります。
膜に傷がつくと、視界が濁ってしまうなど今後の視力に影響がでます。医療資格がないまま営業しているいい加減なお店では施術を受けないようにしましょう。
ドライアイになる
アイラインの施術部位をインライン(まつ毛の内側)にする場合は、マイボーム腺を損傷する可能性があります。マイボーム腺とは、涙の蒸発を抑え瞳の潤いを保つ皮脂を分泌する器官で、まつ毛の内側に点在しています。マイボーム腺が損傷すると、炎症が起きたり、皮脂分泌の働きが阻害されたりしてしまい、ドライアイになりやすくなります。
アイラインアートメイクには、デザインの失敗リスクだけではなく、技術が未熟なため身体に後遺症が残ってしまうリスクもあります。医療行為であることをしっかりと頭において、医師・看護師が施術している、高い技術を持ったクリニックを選ぶことが大切です。
失敗しないためにはどうすればいい?
希望と違う仕上がりになってしまうなどのデザインの失敗は、事前のカウンセリングを十分に行うことで回避できる可能性が高いです。しっかりと時間をかけてカウンセリングや肌質チェックをしてくれるクリニックを選びましょう。
また、「施術後に目の腫れがおさまらない」「角膜が損傷して視力に影響が出た」など、アイラインアートメイクの事故やトラブルの相談の多くは、医療資格を持たない人の施術によるものです。眼球への被害や視力に影響が出るような身体的なトラブルは、絶対にあってはいけません。
無資格のスタッフが安い金額で施術しているクリニックも存在しています。身体へのリスクを避けるためにも、必ず医師・看護師の資格を持った人が施術しているクリニックを選びましょう。
失敗したらどうする?
事前に入念なリサーチをしていても、人の手による施術なので時には失敗することも。万が一アイラインアートメイクに失敗してしまったときには、どうすればいいのでしょうか。対処方法を解説します。
アートメイクの修正方法は、「描き足す修正」か「消す」かのどちらかになります。
メイクで修正
希望のデザインと違った、もう少しここをこうしたいといった場合は、メイクの時に自分で描き足すことで修正できます。メイクを時短にするためにアートメイクをしたのに・・・と少し残念な気持ちになってしまいますが、この方法であれば手っ取り早く自分好みに修正できます。
ただし、あくまで足りないデザインになってしまったものを補う方法なので、長すぎる、極端にはみ出している、角度がおかしい、変色しているなどの場合は、別の方法を検討しましょう。
リタッチ
クリニックで施術したアートメイクを修正してもらう方法が、リタッチ(またはメンテナンス)と呼ばれる方法です。今あるアートメイクに少し描き足したり、形を整えてバランスを調整したりします。濃さが気になるという場合は、施術から少し期間をあけて、お肌への馴染み具合を見てからリタッチを検討しましょう。
施術後すぐは、色素が定着していないので1か月ほど様子を見てみましょう。それでも気になる場合はクリニックに相談してくださいね。
除去
どうしても気に入らない、今すぐ消したいという場合は、最終手段として肌のターンオーバーを待たずに、アートメイクを除去する施術方法がいくつかあります。
レーザーで色素を破壊して代謝を促すレーザー治療
ほくろやシミなどの治療に使われるレーザー治療と同じ方法で、アートメイクの色素を砕いて、肌の外へ排出させる方法です。
ーザー治療は、黒色など色の濃い色素には有効ですが、暖色系など消しにくい色もあります。また、部位やお肌の状況によってはレーザー治療ができない場合があります。レーザーによってまつ毛の毛根が損傷し、生えてこなくなるなどのリスクもあるので、慎重に検討しましょう。
除去液
施術時と同じく、針を使ってアートメイクを消す除去剤を入れる方法です。除去剤は肌への影響が大きく、人によってはダメージが大きくなる場合があります。この方法は、お肌の状態に細心の注意が必要です。
クリニックによって、できる方法や得意な方法が異なります。また、他のクリニックで施術したアートメイクを修正する技術が優れたクリニックもあります。
アートメイクは、色素を入れることより、除去することのほうが肌へのダメージが大きいです。また、除去を行っても色素がまだらに残ったり、肌トラブルが起きたりと、施術前よりもきれいな状態に戻る保証はありません。除去する施術はできれば避けたいところですね。
アートメイクは、肌を傷つけるリスク、すべてきれいに消えるわけではないというデメリットがあります。失敗しても除去すればいいと考えるのではなく、失敗しないように事前にリサーチをしっかり行いクリニックを選ぶようにしましょう。
VENUS BEAUTY CLINICならこんな施術が可能
ヴィーナスビューティークリニックでは、医師の指導の下、衛生管理をしっかりと行い、すべてのアートメイクの施術は医療資格を持った看護師が行っています。
新たにアートメイクの施術を希望される方、他院でのアートメイクをお直しされたい方もご希望に応じて施術が可能です。お気軽にご相談ください。上のアイラインに加え、下のアイラインにも対応しています。
ヴィーナスビューティ―クリニックでのアイラインアートメイクの施術の簡単な流れをご紹介します。当院では、カウンセリングを重視ししっかりと時間をかけて患者様のご要望をお伺いしています。
- カウンセリング
お肌の状態を丁寧にチェックし、施術についてのご説明をいたします。不明点や心配なことがございましたら、なんでもご相談ください。 - 診察
医師の診察では、アレルギーや体質、肌質のチェックを行います。施術部位に、開いた傷や重度のニキビなど皮膚の疾患がある場合は施術ができません。そのほか、妊娠中の方、直近にピーリングや脱毛を受けた方などアートメイクの施術ができない場合があるため、医師による診察をしっかりと受けましょう。 - デザイン
患者様のご希望をお伺いししたうえで、目の形や表情筋に合わせたベストなデザインをご提案し一緒に決めていきます。初めて施術される場合は、色素の定着具合を見て、期間をあけて2回目の施術を行います。 - 麻酔
いよいよ施術に入ります。施術箇所には、クリームで皮膚表面に麻酔を行います。多少の痛みがありますが、麻酔でコントロールすることができますので、ご不安がある場合はご相談ください。 - 施術
すべてのアートメイクは、医師の指導の下、医療資格を有する看護師が行います。カウンセリングに約30分、施術完了までは大体2時間半~3時間です。 - アフターカウンセリング、アフターケア
施術後すぐから2,3日の間は、仕上がりが濃く感じることがありますが、徐々に落ち着いて肌になじんでいきます。赤みや腫れ、痛みがいつまでも引かないなど、施術後に気になる事がありましたら、ご遠慮なくご相談ください。また、初めてアートメイクを入れる場合は、色素定着まで初回に加えて、2度目(もしくは3度目)の施術が必要になります。ご満足いただける仕上がりになるよう、きめ細やかなアフターケアを行っておりますので、なんでもお気軽にご相談ください。
ご予約は下記のフォームから。ご来院をお待ちしております。
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- 監修ドクターSUPERVISOR
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佐藤 翼Tsubasa Sato美容外科医
昭和大学医学部卒業後、今給黎総合病院形成外科、昭和大学病院形成外科、昭和大学藤が丘病院形成外科、大手美容クリニックで研鑽を積みVENUS BEAUTY CLINIC院長に就任する。
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