ダーマペンの効果や値段、痛みやダウンタイム、施術回数について

数ある美容医療のメニューの中でも人気があるダーマペン。どんな効果があるの？痛い？何回も受けないといけない？など、数々の疑問があるのではないでしょうか。
ダーマペンの治療での痛みや必要な回数などは、肌の悩みや得たい効果によって違いがあります。あなたの肌の悩みと照らし合わせながら、ダーマペン施術についての詳しい内容を、ぜひチェックしてみてください。

ダーマペンとは？

まずは、ダーマペンとはどのような施術で、どのような仕組みなのか、確認していきましょう。

ダーマペンとは

ダーマペンとは、髪の毛より細い針を肌に刺して一時的に小さな穴を作ることで肌の回復力を促進させる施術です。ペン型の機器を使って施術を行います。
肌質を改善やニキビ跡の改善、美肌効果、シミの改善などさまざまな効果が期待でき、痛みも少ない人気の施術です。

ダーマペンの仕組み

ダーマペンは、小さな針がいくつもついた電動ニードルです。細い針を刺して肌に小さな穴を開けます。肌に小さな穴を開け、肌の創傷治癒力が働かせることでコラーゲンやエラスチンの生成を促します。
コラーゲンやエラスチンは肌のハリを保つのに重要な役割を果たしているので、これらの成分の活性化は肌にとって良い効果を及ぼします。
また、肌のターンオーバーも促されます。ターンオーバーとは、肌の古い角質がはがれ、新しい肌が表出する流れを指します。ターンオーバーが促されることにより、自分でのスキンケアでは改善されなかった肌のさまざまな悩みに対応できるといえるでしょう。

ダーマペンの効果

ダーマペンには、さまざまな肌の悩みを解消する効果があります。
お悩み別に、ダーマペンがどのような効果を発揮するのか確認してみましょう。

ニキビ跡

ダーマペンは肌のターンオーバーを促すので、ニキビ跡が目立つ肌に効果があります。
ニキビができて炎症を起こすと、色素沈着して跡になったり、クレーターと呼ばれる凸凹が残ったります。色素沈着でできたニキビ跡は時間をかければ自然と治る場合もありますが、特に凸凹になってしまった肌はなかなか自然には治りません。早く治したい場合は、ダーマペンでの治療が効果的です。針が深いところまで届くダーマペンを使えば、しつこいニキビ跡にも効果を発揮します。

毛穴

毛穴の黒ずみは、毛穴に角栓と呼ばれる汚れがつまって酸化している状態です。ダーマペンを使うとターンオーバーが促進されて肌が生まれ変わり、角栓が除去されます。
一時的ではない根本的な改善方法なので、毛穴が目立たなくなるまで施術をすれば、効果は維持しやすいといえるでしょう。
また、過剰な皮脂に押し広げられた毛穴や肌のたるみによって開いた毛穴も、コラーゲンが生成されることによって肌が引き締められ、きめ細やかな肌に近づいていきます。

小じわ

加齢や乾燥、紫外線の影響でできる小じわ。そのままにしておくと、だんだんシワが深くなっていきます。ダーマペンの施術でコラーゲンが活発に生成されると、肌にハリがでて小じわの改善にも効果的です。
目元の小じわがうすくなると、顔の印象が若くなります。自信の持てる表情に近づけるでしょう。

くすみ

くすみは、ターンオーバーの乱れや血行不良、乾燥や紫外線などが原因です。ターンオーバーの乱れているということは、古い皮膚がはがれて新しい皮膚に生まれ変わる過程がうまくいっていないということ。古い角質やメラニンが蓄積されている状態です。
ダーマペンで肌のターンオーバーを促すと、古い角質層が排出され新しい肌になるので、くすみが取れるというわけです。くすみが改善されると顔の印象が明るくなり、メイクやおしゃれが楽しくなるでしょう。

ダーマペンの針の深さと効果

ダーマペンは、針が深ければ深いほど高い効果が期待できるというわけではありません。針の深さによって得られる効果が違うので、よくクリニックで相談して適切な深さで施術してもらいましょう。
また、針の深さはダウンタイムに関係しています。針を深く入れるほど、ダウンタイムの期間が長引く傾向があります。

ダーマペンの針の深さの効果の目安

引用：共立美容外科

ダーマペンの針は深くまで刺しても跡は残りませんので安心してください。

ダーマペンのメリット・デメリット

さまざまな肌の悩みに対応するダーマペン。メリットばかりのように感じますが、施術をするなら知っておきたいデメリットもあります。メリットとデメリットをそれぞれ確認しておきましょう。

ダーマペンのメリット

最新機器は痛みが少ない
ダーマペンの機器は改良を重ねています。従来は強い痛みがでる機器もありましたが、最新の機器を使った施術ではほとんど痛みを感じない人もいます。痛みの感じ方には個人差があるので、不安がある方はクリニックに相談しましょう。

細かい部分にアプローチできる
ダーマペンの針先はとても細く、機器自体もペン型なので細やかな施術が可能です。肌の気になる場所にピンポイントでアプローチできるので、効率的に効果を得られます。

肌質から改善できる
ダーマペンの施術では肌質から改善するので、効果が持続しやすいのが特徴です。肌の悩みがなかなか改善しない方に試していただきたい施術です。

ダーマペンのデメリット

痛みを伴う
ダーマペンの施術は、痛みがまったくないわけではありません。痛みを感じやすいのは、深くまで針を刺す施術や神経が集まっている箇所への施術です。
ダーマペン自体は痛みが少ない施術ですが、施術内容や個人の感じ方によって痛みを伴うことを覚えておきましょう。痛みに弱い方はクリニックへ相談してください。麻酔を調整してくれるかもしれません。

ダウンタイムがある
施術後は3日から１週間ほどのダウンタイムがあります。紫外線対策をしたり、激しい運動を避けたりと、注意事項がいくつかあります。

効果が出るまで複数回通う必要がある
１回の施術で変化を感じる人もいますが、継続して複数回の施術を重ねることで、より効果を発揮します。

施術を受けられない人がいる
以下に当てはまる場合は、ダーマペンの施術を受けることはできません。

• アレルギー、皮膚病がある
• 感染性疾患がある、ひどいにきびが進行中、出血性の疾患がある
• コントロールができない糖尿合併症及び重大な疾患がある
• 妊娠中である
• ケロイド体質、その他疾患がある

ダーマペンの値段は？

ダーマペンの値段はクリニックによって異なります。
顔全体1回あたり15,000円から30,000円が相場です。ダーマペンの施術は改善したい悩みによって、複数回受ける必要があります。１回分の料金だけでなく、必要に応じて複数回分の料金もチェックしておきましょう。

ただ安いという理由でクリニックを選ぶのはおすすめしません。クリニックを選ぶ際は、安心して通えるクリニックなのかよく調べて検討しましょう。医師やスタッフへの相談のしやすさ、施術の実績などを基準にクリニックを選ぶと、疑問点や不安点が出たときに相談しやすくなります。

ヴィーナスビューティークリニックでのダーマペンの料金は次の通りです。

どの部分への施術が症状の改善に良いのか、何回通えば良いのかは、その都度医師とご相談ください。

キレイになるまでにかかる期間、施術回数は？

ダーマペンの施術でキレイになるまでにかかる期間や施術回数の目安は、改善したい症状によって異なります。
改善したい症状別に目安の期間と施術回数をまとめました。

改善したい症状と施術の期間・回数の目安

上記の期間や回数はあくまで目安です。1回の施術ごとに3～4週間肌を休ませる必要があり、ある程度の期間が必要です。
ダーマペンの施術では、症状が改善される場合と、一時的に症状が悪化したように見える場合があります。ダーマペンの刺激で肌が反応し、目立たなかったシミやくすみが表出する場合があるからです。
そのため、ダーマペンは施術後のアフターケアが欠かせません。施術が合わなかったり、長期的な施術が必要だったりする場合があるので、クリニックの医師と期間や回数を相談しましょう。

ダーマペンの施術の流れ

ダーマペンの施術の一般的な流れを紹介します。

予約
予約制のクリニックがほとんどです。待ち時間を短縮するためにも予約を取ってクリニックへ来院することをおすすめします。

受付・問診
来院したらクリニックで受付をし、問診票に記入をします。服用している薬がある場合はお薬手帳を持っていくと、医師が薬の内容を把握しやすく、便利です。

カウンセリング
肌のお悩み・改善したい点などを伝えましょう。ダーマペンの施術に関して不安な点や不明な点があれば、カウンセリングの際に確認してください。小さな不安でも解消してから施術を行うのが理想的です。
メイクはすべて落とします。落としやすいメイクで来院するようにしましょう。

施術
麻酔クリームを施術箇所に塗って、麻酔が効くのを待ってから施術をします。施術時間は施術の部位や改善したい症状で異なりますので、施術時間が気になる方は前もって医師に確認しておきましょう。

施術後
施術後はクーリングを行います。帽子やマスクなどを使い肌に紫外線が当たらないようにして帰宅します。当日は肌を休ませる必要があるため、メイクは控えましょう。

施術後に気をつけることは？

ダーマペンの施術後に気をつけることは3つあります。

• 施術後のUVケア
• 肌に優しいスキンケア用品を使う
• 保湿や肌のケアを入念に行う

ダーマペンの施術後の肌トラブルを防ぐためには重要なポイントです。それぞれの注意ポイントについて確認しましょう。順に説明していきます。

施術後のUVケア
ダーマペンの施術後は一時的に肌が傷ついた状態です。肌が敏感になっているので、紫外線による刺激は炎症や色素沈着などトラブルの原因になります。施術後はＵＶケアを徹底的に行い、紫外線を浴びるような環境は避けましょう。

肌に優しいスキンケア用品を使う
敏感になった肌はスキンケアにも反応します。普段使用しているスキンケア用品が肌への刺激が少ないものか確認しておきましょう。ダウンタイム用として低刺激のスキンケアを用意しておくとよいでしょう。
低刺激のスキンケア用品になじみがなく、どれを使ったらよいかわからない場合はクリニックに相談してください。

保湿や肌のケアを入念に行う
施術後は肌が乾燥しやすい状態でもあるため、保湿ケアは入念に行う必要があります。化粧水の他に乳液やクリームで肌を守ってあげましょう。
肌が乾燥したままの状態だと、改善されるはずだった症状が悪化したり、ぶり返したりします。ダーマペンの効果を十分に感じるためにも、施術後の保湿ケアは欠かせません。

ダーマペンの痛み、ダウンタイムは？

ダーマペンの痛みやダウンタイムはどれくらいでしょうか。
痛みやダウンタイムの期間には個人差がありますが、おおよその指標を知っておくと、心づもりができ、スケジュールも立てやすくなります。痛みの程度とダウンタイムの期間について紹介します。

ダーマペンの痛み

ダーマペンによる痛みの感じ方には個人差があり、針を刺す深度によって異なります。麻酔クリームを使用してから施術をするので、チクチクする痛みを感じる程度の人が多いようです。

ダーマペンのダウンタイムは？

ダーマペンのダウンタイムは３日から１週間程度です。施術直後から２時間ほどは顔が赤くなります。これは、毛細血管を流れる血液量が一時的に増加して表面に見えやすくなっているためです。当日中は、入浴やメイク、激しい運動を控えましょう。翌日にかけて、赤みが徐々に引いていきます。
また、ダウンタイム中に表れる症状も知っておく必要があります。次のような症状が一般的です。

ダウンタイム中に表れる症状

赤み
ダーマペンの施術で最も表れやすい症状です。施術した範囲に赤みが生じ、2～3日ほどで落ち着きます。

腫れや湿疹
深い層まで針を刺す施術の場合は、施術後に腫れや湿疹がでることがあります。強く症状がでる場合はクリニックへ相談しましょう。また、熱いお風呂に入るなど、血流がよくなる行動は控えてください。

かゆみ
かゆみの症状がでる場合があります。数日でおさまるのが一般的です。対処法としては、患部を冷やし、保湿をします。触ったりひっかいたりは症状を悪化させる可能性があるので控えましょう。

皮むけ
皮むけは、ターンオーバーが促進されている証拠です。皮がむけてきたら手でむこうとせず、自然にはがれるのを待ちましょう。

内出血
ダーマペンで使用する針はとても細いものですが、毛細血管を傷つけてしまうこともあります。内出血した場合は、１週間程度で収まるのが一般的です。

ダウンタイムの注意点

ダウンタイム中に気を付けておきたいポイントも紹介します。

当日は洗顔・入浴を控える
施術後の肌はとても敏感な状態です。当日は、洗顔しないようにしましょう。
入浴は血行を促進しますので、赤みや腫れ、かゆみを助長してしまいます。当日は、顔に当たらないように注意しながら、シャワーを浴びるだけにしましょう。

施術当日はメイクをしない
前述のとおり、施術後の肌は敏感な状態です。メイクだけでなく、化粧水などのスキンケア用品の使用もできません。日焼け止めも使えませんので、クリニックから帰る際には、帽子やマスクがあるとよいでしょう。

保湿と紫外線対策を徹底する
施術後の肌は紫外線の刺激にも敏感です。また、乾燥しやすい状態ですので、しっかりと保湿し、紫外線対策も行いましょう。

症状が落ち着くまでは血流が良くなるような行動をしない
当日はもちろん、症状が落ち着くまでは、飲酒・激しい運動・長時間の入浴など、血流をよくするような行動は控えましょう。ダウンタイムが長引いてしまう可能性があります。

ダーマペンで後悔しやすい人の特徴

ダーマペンの特徴を十分に理解しないまま施術を受けると、「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまう人もいます。

後悔しやすい人の特徴をまとめました。

施術後に大切な予定がある人
ダーマペンは施術後にダウンタイムがあり、赤みなどの症状が治まるまでに5日程度の時間が必要です。症状が治まっていないうちに結婚式や会合などの人前に出る予定がある方は予定を改めましょう。

即効性を求めている人
ダーマペンの1回の施術で効果を感じるのは難しい場合があります。肌質や気になる症状の改善には一定の時間が必要と考えましょう。なぜなら、長い時間をかけて表れた肌質や症状は、簡単に改善できるものではないからです。

痛みを感じやすい方
痛みに敏感であったり、ショックを受けやすかったりする人は、ダーマペンの施術が負担になってしまうかもしれません。
痛みの感じ方や耐性には個人差があり、ダーマペンの施術でどれだけの痛みが出るかも一人ひとり異なります。痛みに対して不安のある方は一度医師に相談するとよいでしょう。

セルフダーマペンの危険性

主にインターネットや通販で、自宅でダーマペンの施術を行えるとして類似品が出回っています。いわゆる、セルフダーマペンです。

セルフダーマペンには以下のような危険性がありますので、十分に留意するようにしましょう。
5つの主な危険性を紹介します。

市販の「ダーマペン」は類似品である
本来、ダーマペンは医療機関が医薬品を卸す業者からのみ購入できる製品です。ですから、通販などで買えるダーマペンは正規のダーマペンではなく、類似品ということになります。
類似品や模倣品は、正規品と同じ効果は期待できません。当然、医療機器としての認定も受けていません。

施術前後の肌チェックができない
クリニックでのダーマペンの施術前には、「ダーマペンを受けられる状態か」「他の施術の方が適しているのではないか」など専門的な知識をもって確認をします。セルフダーマペンでは、専門的な判断をしないまま施術をしてしまうことになります。施術後に、トラブルが起きていないか、経過が良好かなど、をチェックするのも大切です。専門的な知識がある医師でないと的確な判断ができないのです。
症状が悪化したり、他の肌トラブルが起こったりした場合に、クリニックでの施術であればすぐに相談することができますが、セルフダーマペンの場合は、そうはいきません。

衛生面での配慮ができない
本来のダーマペンの施術では、手指や機材などの消毒を徹底しています。また、針を繰り返し使用することはできません。
セルフダーマペンの場合、自宅でクリニックと同程度の消毒を行うのは難しいといえるでしょう。また、コスト面を考えて同じ針を繰り返し使用する人もいますが、どちらも肌に良いとはいえません。クリニックでの施術を検討しましょう。

針をまっすぐ刺せない
ダーマペンの施術は、針をまっすぐ適切に刺す必要があります。針をななめに刺してしまうと、必要以上に肌を傷つけてしまい、肌トラブルの原因になります。
ダーマペンの施術には専門的な技術が必要なので、セルフダーマペンでまっすぐ刺すのは難しいと認識しておきましょう。

VENUS BEAUTY CLINIC（ヴィーナスビューティークリニック）ならこんな施術が可能

当院、ヴィーナスビューティークリニックの施術では、患者さまの要望に沿った施術が可能です。

最新機種ダーマペン4
ヴィーナスビューティークリニックでは、最新の機種であるダーマペン4を使用しています。0.2mmと0.3mmのニードルが追加されてさらに治療の幅が広がり、さまざまな肌の悩みに対応しています。
特に0.3mmのニードルは肌の深く、「繊維製組織」に到達できるので、有効的な施術が可能です。
お肌の状態を細かく確認させていただき、16本のニードル、25段階の穿刺深度、5段階の穿刺速度から最適な方法を選び、きれいなお肌に近づけるお手伝いをいたします。

オプションでBENEV（成長因子）の導入ができる
成長因子は、細胞の増殖または分化を促すタンパク質です。傷の回復を早め、きれいに治す手助けをしてくれます。
成長因子をオプションで導入することで、ダーマペンとの相乗効果により高い効果が期待できます。

ヴェルベットスキン治療の併用もおすすめ

当院では、ヴェルベットスキンの施術も併用可能です。
ヴェルベットスキンは、ダーマペン4を使用したマッサージピーリング（PRX-T33）として注目されています。毛穴の改善や美白、美肌、引き締め、ハリ感のアップなどの効果をより実感していただけるメニューです。
ダーマペン4は、１秒間で120回振動し、1920個もの穴を開けます。ダーマペン施術の後にマッサージピーリングを行うことで、美肌に有効な薬剤が肌に浸透しやすくなり、効果を最大限に発揮します。ぜひヴェルベットスキン治療の併用もご検討ください。
ニキビ・ニキビ跡やくすみ、毛穴の開き、シミなどの肌のお悩みは、ぜひヴィーナスビューティークリニックのスタッフまでご相談ください。ダーマペン4を含め、数あるメニューの中からあなたに最適な治療法をご提案いたします。

ダーマペン4 | VENUS BEAUTY CLINIC（東京都 新宿・銀座）

venusbeautyclinic.com

 

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