ニキビ跡はどこまで治療できる?赤み・凸凹などの治療法

ニキビ跡はどこまで治療できる?赤み・凸凹などの治療法

「ニキビは治ったのに跡が残ってしまった」
「ニキビ跡をなんとかしたいけどいい治療法はある?」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

本記事では、やっかいなニキビ跡について、ニキビ跡の種類、できてしまう原因や有効な治療法を解説します。ニキビは良くなったけどニキビ跡が無くならなくて困っている方に、ニキビ跡をきれいに治すために必要な情報をまとめました。

最後にニキビ跡に関するよくある質問もまとめておりますので、ぜひご一読ください。

ニキビ跡の種類

まずはニキビ跡にはどんな種類があるのかを解説します。自分のニキビ跡がどの種類なのかチェックしてみましょう。

ニキビ跡としては以下の2種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

赤み・茶色いニキビ跡

赤み・茶色いニキビ跡とは、ニキビのあった箇所に赤い・茶色いシミが残ってしまうニキビ跡のことです。ニキビの炎症が長く続くことで、炎症から肌を守ろうとシミの原因であるメラニンが生成され、ニキビが治った後も赤い・茶色いシミが残ってしまうというメカニズムです。

凹凸のあるニキビ跡

ニキビ跡といったらこの凹凸のあるニキビ跡を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ニキビが治った後もクレーターのような凹凸が残ってしまうのが特徴です。炎症が強くなり肌へのダメージが大きいと、キレイに再生できずに凹凸のニキビ跡ができてしまいます。

さらに凹凸のあるニキビ跡と一口にいっても、さまざまな種類があります。アイスピック型、ローリング型、ボックス型など凹凸の深さや形状によってタイプが分けられます。そのタイプによって有効な施術を選んだり、組み合わせる必要があります。

ニキビ跡ができる原因

前章でニキビ跡の種類を解説しましたが、そもそもなぜニキビ跡ができてしまうのでしょうか。続いてはニキビ跡にできてしまう原因を解説します。

クリニックでニキビ跡の治療を受けても、原因を潰せずに元に戻ってしまっては繰り返すようでは意味がありません。ニキビ跡ができる原因を理解して、これ以上ニキビ跡を増やさない、進行させないようにしましょう。

ニキビができても跡ができる時とできない時があります。ニキビがニキビ跡になってしまう原因としては以下のことが考えられます。

ニキビの炎症ひどく、長く続いてしまった

普段ニキビがない方も生活習慣の乱れなどによってニキビができてしまうこともあるでしょう。しかし、ニキビの炎症が進行し、なおかつ長く続いてしまうと肌にダメージが残り、ニキビ跡の原因になります。ニキビは毛穴から発生しますが、炎症によって毛穴周りの毛細血管や周辺組織を破壊します。

ニキビを自分で潰してしまった

ニキビを自分で潰してしまった場合もニキビ跡の原因になります。ポツッと腫れたニキビは目立つため潰してしまいたいと考えたこともあるでしょう。しかしながら、ニキビを潰して膿を出しても、ニキビは治すことはできません。さらにニキビを潰すことによって、細菌が入ってさらにニキビを悪化させてしまう可能性もあります。

ニキビ跡が治せる治療法

ニキビ跡は一度できてしまうと、自力で治すのは非常に難しいです。そこで、クリニックでのニキビ跡が治せる治療法を紹介します。クリニックであればニキビ跡のタイプに合わせて有効な施術を選べますし、肌質改善の効果も期待できるため、ニキビのできにくい肌を作ることも可能です。

クリニックでのニキビ跡が治せる治療法としては、以下の施術があります。

ダーマペン

ダーマペンは非常に細い針を肌に刺し、肌の真皮層まで刺激を与えて肌の再生を狙う治療法です。身体が傷を治そうとする自然治癒力を利用して、ニキビを治療します。既にあるニキビ・ニキビ跡に有効で、肌が生まれ変わることでニキビのできにくい肌にすることもできます。

またダーマペンの施術の際は、成長因子などの有効成分を併用することが多く、ダーマペンの刺激を利用して肌の奥まで有効成分を届けることができます。結果としてニキビ治療以外にも美肌効果を期待できます。

ヴァンパイアフェイシャル

ヴァンパイアフェイシャルはダーマペンの施術に含まれることもありますが、ニキビ跡治療に非常に有効な施術ですので特筆して紹介します。

ダーマペンとの違いはPRP皮膚再生療法で採取した血小板を有効成分として、ダーマペンの力で肌に浸透させる点です。PRP皮膚再生療法で採取した血小板とは、自身の血液から生成した成長因子であり、非常に治癒力があります。ヒアルロン酸などの有効成分と比べて、自身の身体から採取した成分であるためアレルギー反応も少なく、凹凸のあるニキビ跡もきれいな仕上がりにすることが可能です。

ピコレーザー

ピコレーザーはレーザー治療の一つで、背中ニキビにも非常に有効な施術です。ピコレーザーはレーザーの照射時間が「1兆分の1秒」と非常に短いことが特徴です。赤み・茶色いシミのニキビ跡に有効な施術です。

高エネルギーのレーザーを超短時間の照射時間で当てるため、肌の殺菌し、肌に溜まったメラニンを破壊しながら、痛みやダウンダイムがほとんどないというメリットがあります。

CO2レーザー

CO2レーザーは炭酸ガスレーザーとも呼ばれ、水に反応する特長のあるレーザーです。皮膚には多くの水分が含まれているため、CO2レーザーを照射すると、その部位の細胞内の水分が反応して熱エネルギーが発生します。この熱エネルギーで肌を殺菌したり、メラニンを破壊して赤みのあるニキビ跡を消すことができます。

CO2レーザーは痛みがほとんどなく、術後も患部が少しヒリヒリすることもありますが、1日程度で落ち着くことがほとんどです。

ニキビ跡に関するよくある質問

最後にニキビ跡に関するよくある質問・回答をまとめました。気になる項目だけでもチェックして、ニキビ跡に関する不安を少しでも解消しましょう。

赤み・茶色いニキビ跡はどれくらい治療を受ければキレイになる?

症状や施術によりますが、クリニックにて3~5回ニキビ治療を受ければ、赤み・茶色いニキビ跡はキレイになくなるでしょう。ピコレーザーなどのレーザー治療を受けた場合には、赤み・茶色いニキビ跡がレーザーに反応して、施術後にかさぶたになることがあります。

凹凸のあるニキビ跡はどれくらい治療を受ければキレイになる?

症状や施術によりますが、クリニックにて少なくとも5回、できれば8回以上のニキビ治療を受ければ凹凸がなめらかになるなどの効果を実感できるでしょう。凹凸のあるニキビ跡は傷跡であるため、クリニックでの治療でも根気よく続けないときれいな状態にするのは難しいです。

クリニックに通わずにニキビ跡を治療する方法はない?

ピーリング作用や美白作用のある化粧品を使えば、自宅でもニキビ跡のケアは可能です。しかしながら、目に見える効果を実感するまでに非常に時間がかかります。特に凹凸のあるニキビ跡を自宅ケアだけで治すのはほぼ不可能です。一方クリニックでのケアも受けつつ、自宅でのケアも並行して実施すると相乗効果で、ニキビ跡の治療を早められます。

ニキビの炎症を抑えるためにはどんなケアが効果的?

痛みや腫れがあるニキビの炎症には冷やすのが有効です。保冷剤等で患部を冷やしてニキビの炎症を抑えましょう。また、ビタミンCなどの抗炎症作用の化粧品も有効で、優しく患部に塗ってあげることで、ニキビの炎症を抑えることができます。

VENUS BEAUTY CLINICならこんな施術が可能

当院では患者様に寄り添う施術を心がけております。施術前のカウンセリングはもちろん、術後のアフターケアや施術中の不快感解消など、少しでも快適に施術が受けられるように取り組んでおりますので、初めての方でもご安心ください。

VENUS BEAUTY CLINICでのニキビを治すためのメニューとしては、本記事で紹介したダーマペンやヴァンパイアフェイシャル、ピコレーザー、CO2レーザー以外にもフォトフェイシャルやハイドラフェイシャルなど豊富なメニューを取り揃えております。

患者様のお悩みに合わせて、数あるメニューの中から最適な施術をご案内いたします。美容医療をお考えの方はぜひ当院までお越しくださいませ。患者様1人1人に合った施術をご提供いたします。

また、当院には経験豊富なスタッフが多く在籍しています。
経験の有無によって仕上がりが大きく異なると言われている美容医療だからこそ、医師・看護師共に経験豊富な当院にお任せください。

ネット・電話・LINEなどで簡単に予約することができ、カウンセリングを無料で受けることができますので、まずは気軽にご相談ください。

ダーマペンフォトフェイシャルハイドラフェイシャル


監修ドクターSUPERVISOR

佐藤 翼Tsubasa Sato美容外科医

昭和大学医学部卒業後、今給黎総合病院形成外科、昭和大学病院形成外科、昭和大学藤が丘病院形成外科、大手美容クリニックで研鑽を積みVENUS BEAUTY CLINIC院長に就任する。

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