2023.04.27 たるみ美容外科美容皮膚科

それってたるみ毛穴では？原因や改善方法を解説

「毛穴が縦長に開いてすごく目立つ、、」
「たるみ毛穴はどうしたら治せる？」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

本記事では、たるみ毛穴について、原因や改善方法を解説します。とても目立つたるみ毛穴をなくしたい、もしかしてたるみ毛穴かも？とお考えの方はぜひご一読ください。

たるみ毛穴ってなに？

そもそもたるみ毛穴とはなんでしょうか。普通の毛穴とは何が違うのか、たるみ毛穴の概要を確認しましょう。

毛穴が楕円形に目立つ

たるみ毛穴とは、皮膚の重みに毛穴が引っ張られて、毛穴が楕円形に広がっている状態のことです。通常の毛穴と違って、縦長で目立つのが特徴です。たるみによる毛穴の広がりが原因ですので、一部の毛穴だけでなく、たるんでいる皮膚の毛穴が全体的に広がってしまいます。

さらに、そのままの状態にしておくと毛穴同士がつながって帯状のシワになってしまうなどのトラブルが引き起こされる可能性もあります。放っておくと非常に目立つシワになり、とても老けた印象を与えてしまいます。

毛穴周りの皮膚がたるんだ状態

たるみ毛穴は毛穴の周りの皮膚がたるむことで引き起こされます。目元、頬、ほうれい線、首周りなどたるみやすい部分でよく起こります。逆にたるみが原因であるため、たるんだ皮膚を持ち上げると毛穴が目立ちにくくなるという特徴があります。

「もしかして自分がたるみ毛穴では？」と思う方は一度気になる箇所を持ち上げてみて、毛穴に変化があるか確認してみましょう。たるみを持ち上げて毛穴が目立たなくなればたるみ毛穴の可能性が高いです。一方たるみを持ち上げても毛穴が変わらず目立つ場合は、単純に毛穴が開いている可能性があります。

たるみ毛穴ができてしまう原因は？

一体たるみ毛穴ができてしまう原因はなんでしょうか。皮膚がたるむことだけが、たるみ毛穴の原因ではありません。

たるみ毛穴は以下の原因が組み合わさって発生します。

加齢による肌の弾力が低下

まずは加齢による肌の弾力が低下がたるみを引き起こします。加齢によって、皮膚の水分量が減り、ハリがなくなって皮膚が重力に負けて落ちてしまいます。また、肌の弾力がなくなることで毛穴が大きく見えてしまうことにもつながります。

もちろん正しいケアを続けていれば年齢を重ねてもたるみ毛穴が発生しない場合もあります。スキンケアとしては保湿に加えて、肌のターンオーバーを正常にするピーリングやエイジングケアの効果を期待できるレチノールなどのビタミンA系の化粧品を使用するのが有効です。一度スキンケアが今の自分にあっているかを見直してみてはいかがでしょうか。

皮脂の過剰分泌

続いては皮脂の過剰分泌です。毛穴の黒ずみは皮脂の過剰分泌が要因の一つです。毛穴が黒ずむことでたるみ毛穴はより目立ってしまいます。年齢とともに皮脂の分泌量は減っていきますが、肌がテカりやすいなどのお悩みをお持ちでしたら、皮脂の過剰分泌の可能性があります。

皮脂が過剰分泌してしまう原因としては、肌の乾燥、ホルモンバランス乱れや間違ったスキンケアが考えられます。肌を乾燥から守るために水分・油分の保湿をしっかり行い、変えられるところから生活習慣を整えていきましょう。

表情筋の衰え

最後に、表情筋の衰えによってもたるみを引き起こします。顔にはいくつもの表情筋が存在し、それらが働くことで皮膚や脂肪を持ち上げています。しかし、加齢やマスクの長時間利用によって、表情筋が衰えてしまい、たるみ毛穴を引き起こします

たるみ毛穴に有効な改善方法を解説

最後にたるみ毛穴の有効な改善方法を解説します。たるみ毛穴はたるみと毛穴の開きが合わさって発生する症状であるため、両者の改善が必要になります。

以下、有効な改善方法を紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

とにかく保湿をして皮膚の乾燥を防ぐ

まずは、とにかく肌を保湿して皮膚の乾燥を防ぎましょう。乾燥はたるみ・毛穴の開きの両方の要因ですので、こまめな保湿を心がけましょう。

化粧水・乳液やクリームはもちろん、プラセンタやビタミンCの美容液もたるみ毛穴には有効です。化粧品の塗る順番としては、粘度の低い、サラサラとしたテクスチャーのものを先に肌に塗りましょう。最後に乳液・クリームなどの粘度の高いねっとりとしたテクスチャーのものでフタをしてあげるのもポイントです。

日焼け止めなどで紫外線ダメージから肌を守る

日焼け止めを塗らずに日差しを浴びすぎると、肌には紫外線ダメージが蓄積されます。紫外線ダメージは肌の老化を早めたり、乾燥しやすい肌になったりとたるみの要因となります。日焼け止めをしっかり塗って、紫外線ダメージから肌を守りましょう。

ご存じの方も多いかも知れませんが、天候や季節によって紫外線の強さは変化しています。
紫外線の強さは夏が特に強く冬には弱まりますし、晴れの日が強く曇りや雨の日は弱まります。しかしながら、冬であっても曇りや雨の日であっても紫外線はゼロではありませんので、日焼け止めなどの紫外線ケアは欠かさず行うようにしましょう。

表情筋トレーニングでリフトアップ

先のたるみ毛穴の原因で解説の通り、表情筋の衰えはたるみ毛穴の要因です。しかし表情筋は筋肉ですので、トレーニングで改善することができます。

たるみ毛穴の気になる箇所に効くエクササイズを実践してみましょう。たるみ毛穴が最も発生しやすい「頬」の表情筋トレーニングを紹介します。

鼻、頬にクリームを塗り、摩擦ダメージを減らす
人差し指で使って鼻の奥の筋肉を下から上にほぐす
頬全体をまんべんなくほぐす

表情筋のトレーニングはリフトアップ効果があり、たるみ毛穴解消に有効ですが、頻度には注意が必要です。毎日行うと、皮膚への負荷が大きくなり、シワやたるみの原因になりかねません。また、1回のトレーニングは長時間行わず、短時間で終わらせるように心がけることも大切です。

早くたるみ毛穴を治したいと、毎日・隙間時間で何度もトレーニングをしたくなる気持ちもあるでしょうが、返ってたるみの原因になってしまいますので、焦らずトレーニングを続けていきましょう。

間違いないのはクリニックでの施術

セルフケアでなかなか改善できない場合や、早くたるみ毛穴を改善したい場合にはクリニックでの施術をおすすめします。クリニックでは気になるたるみ毛穴をキレイになくすことができます。

以下、クリニックでの毛穴たるみに有効な施術方法です。

HIFU：高密度の超音波でリフトアップ、コラーゲン生成を促す
糸リフト：医療用の糸でたるみをリフトアップ
ヒアルロン酸注入：気になる箇所にヒアルロン酸を注入し、たるみ改善、肌のハリ改善
ヴァンパイアフェイシャル：成長因子とダーマペンで肌質改善

しかしながら、自分だけでどの施術が自分に合っているかを選ぶのが難しいこともあるでしょう。クリニックの多くは初回のカウンセリングが無料です。自分一人で悩み続けるよりも専門的な医師やスタッフに相談することで、自分に合った施術を探すことができます。まずは気軽にカウンセリングだけでも受けるのもおすすめです。