2023.04.27 たるみ美容皮膚科

たるみのスキンケアは何がおすすめ？自宅・クリニックでのケアのメリット・デメリット

「最近たるみが気になるけどどんなケアをすればいい？」
「クリニックでのケアも気になるけどデメリットはある？」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

本記事ではたるみのスキンケアについて、おすすめのスキンケア方法や自宅・クリニックでのケアの違いを解説します。

クリニックでのケアについてのメリット・デメリットもまとめておりますので、ぜひご一読ください。

たるみのスキンケアをチェックする前に
―たるみの原因はなに？―

そもそもなぜたるみが出来てしまうのでしょうか。たるみのスキンケアをチェックする前にたるみの原因を確認しておきましょう。

加齢による肌弾力の衰え

まず考えられるのが、加齢による肌弾力の衰えによるたるみです。若い頃にたるみがある方はほとんどいないかと思います。しかし年齢を重ねるにつれ、たるみに悩まれる方が増えてきます。一般的に加齢により、肌の水分含有量が減り、肌のハリがなくなり、たるみができてしまうというメカニズムです。

もちろん年齢を重ねてもエイジングケアなどのたるみに有効なスキンケアをしていれば、たるみにくくすることは可能です。逆に正しいケアができていないと比較的若くしてたるみが出てしまうこともあります。

紫外線などの外部刺激も一因

一方で、紫外線などの外部刺激もたるみの一因です。紫外線は肌の老化を早めてしまいます。さらに紫外線はコラーゲンやヒアルロン酸のある真皮層まで届き、たるみを直接引き起こす原因になります。

ご存じの方も多いかも知れませんが、天候や季節によって紫外線の強さは変化しています。
紫外線の強さは夏が特に強く冬には弱まりますし、晴れの日が強く曇りや雨の日は弱まります。しかしながら、冬であっても曇りや雨の日であっても紫外線はゼロではありませんので、日焼け止めなどの紫外線ケアは欠かさず行うようにしましょう。

紫外線以外にも、乾燥、ホルモンバランスの乱れ、ストレスなどの刺激もたるみの要因となることがあります。

たるみに有効なスキンケア方法

たるみを発生させない、進行させない、またはたるみを改善するためにどのようなスキンケア方法が有効なのでしょうか。ここでは、たるみに有効なスキンケア方法について、自宅でできるものからクリニックでの施術まで、おすすめの方法を紹介します。

レチノールなどで肌のターンオーバーを正常に

レチノールなどのビタミンA類のスキンケア商品は、肌のターンオーバーを正常にする作用があり、肌のハリを取り戻してくれます。紫外線ダメージを軽減し、コラーゲンなどの肌弾力の素の生成を促す効果もあり、たるみの改善に役立ちます。

レチノール配合のクリームなどを塗ると皮むけや赤みが出ることがありますが、正常なビタミンA反応です。しかし、ヒリヒリと痛みを感じる場合は患部を冷やしたり、塗る量を減らすか配合率の低いクリームに変更するなど工夫をしましょう。

リフトアップ系の美容液で肌にハリを

ナイアシンアミドなどの美容液はコラーゲンやエラスチンの増量作用があり、肌にハリを取り戻してくれます。一回の効果は小さいですが、継続して使い続けることでたるみを目立たなくすることができます。

美容皮膚科による効果的な施術

自宅でのケアが物足りないと感じる方には、美容皮膚科での施術がおすすめです。HIFUや糸リフトなどでたるみを直接解消したり、ダーマペンやCO2レーザーなどで肌質改善を行い、たるみの出来にくい肌作りが可能です。

また専門の医師やスタッフによるカウンセリングを受けることで、最適な施術を選ぶことができ、悩みの解決や理想の肌へ導いてくれる非常に効果的な方法です。

自宅のケアかクリニックでのケアか、自分がどちらのアプローチを取るべきか悩まれている方もいるかと思います。そこで、次章以降で自宅ケアとクリニックのメリット・デメリットを解説します。両者の特徴の違いを把握した上で、自分がどのようにたるみを改善していくか、検討しましょう。

たるみのスキンケア
―自宅ケアのメリット・デメリット―

まずは自宅でのたるみのスキンケアのメリット・デメリットです。どんなメリット・デメリットがあるか一つずつみていきましょう。

自宅ケアのメリット

たるみの自宅ケアのメリットとして、以下のことがあります。

コストをあまりかけずに始められる
自分のペースでケアできる
継続すれば効果が出る可能性がある　など

まとめると、コツコツと継続することで効果を実感することができるといえます。

自宅ケアのデメリット

一方でたるみの自宅ケアのデメリットとして、以下のことがあります。

劇的な変化・効果は感じにくい
継続しないと効果を感じられない　など

まとめると、継続しても劇的な改善効果を感じにくいといえます。

自分のたるみをどこまで改善したいか、理想を考えたときに、全くたるみのない肌を目指そうとすると自宅でのケアは限界があります。自宅でのケアは始めやすいですし、継続すれば効果を感じられるものはあるものの、効果を感じるまでに莫大な時間と費用がかかる可能性があることを理解しておきましょう。

たるみのスキンケア
－クリニックのメリット・デメリット－

続いて、クリニックでのたるみのスキンケアのメリット・デメリットです。どんなメリット・デメリットがあるか、また自宅ケアとどんな違いがあるか、一つずつみていきましょう。

クリニックのメリット

たるみのクリニックでのケアのメリットとして、以下のことがあります。

即効性があり、効果を感じやすい
肌質改善によりたるみのできにくい肌になれる
医師やスタッフなどに相談できる　など

まとめると、クリニックのケアはたるみに非常に効果的で、理想の肌に近づけるといえます。

クリニックのデメリット

一方でたるみのクリニックでのケアのデメリットとして、以下のことがあります。

自宅ケアに比べて費用がかかる
ダウンタイムがある
定期的に通院する必要のある施術もある

まとめると、効果が大きい一方で費用がかかったり、事後のケアが必要だったりするといえます。

クリニックでのケアは自宅でのケアと比べて費用がかかります。しかしながら、一回の施術でたるみの改善効果を感じられる施術も多くあり、時間的なコストがかからないのが魅力です。また、カウンセリングで専門の医師やスタッフに相談できるのも大きなメリットです。一体自分のたるみがなぜ出来てしまうのか、どんな改善方法がいいのか、不安なく納得感を持ってケアを受けられるのは安心です。