二重整形「埋没法」とは?「切開法」とどっちがおすすめ?
自分のまぶたを二重に見せるため、毎朝メイクに時間をかけていると「ずっと毎日手間をかけてメイクするのなら、いっそ手術して二重になってしまいたい」と思うことがありませんか?まぶただけを整形する、いわゆるプチ整形ですね。
まぶたを二重にするには、「埋没法」と「切開法」という二種類の手術方法があります。どちらがより自分に合っているのか、金額はどう違うのか、どのくらいの期間持続するものなのか、たくさんの疑問が生まれてきますね。この記事では、2つの二重整形の詳しい内容や、メリット、デメリットを紹介していきます。
二重整形「埋没法」とは?
「埋没法」とは、まぶたを切ることなく、皮膚の内側の2箇所~3箇所を医療用の特殊な糸で留めることにより二重にする方法です。同じ埋没法でも、さらに手法によって「瞼板法(けんばんほう)」と「挙筋法(きょきんほう)」に分かれます。これは、まぶたの皮膚を固定する場所の違いによって呼び分けられているものです。
埋没法では皮膚を切りませんので、傷も残りません。これだけでも、整形手術に対する恐怖心が薄らぐのではないでしょうか。施術時間は平均して15分~20分程度と、短く済むことも一つの特徴と言えます。大きな傷を作らないため、ダウンタイムも長くて一週間ほど。
糸で固定するだけの手術なので、術後に「やっぱり元のまぶたでいいかな」と思ったり、「なんかイメージと違うので手術をやり直したい」と思ったりした場合には糸を抜去することが可能なため、人気の理由の一つです。
「埋没法って、糸で留めるだけならすぐに外れて一重まぶたに戻ってしまうのでは?」と心配になる人もいるでしょう。確かに埋没法で二重まぶたにしたとしても、それは永遠には続きません。
一般的に、埋没法による二重まぶたの持続期間は、3年~5年と言われています。ただ、普段から糸が切れないように注意して生活することで、10年もったという例もあります。
また、デザインはあまり豊富ではありません。まぶたの特徴に合わせて二重にするので、どんなまぶたにも変身できる、というわけではないことは知っておきましょう。
埋没法の症例写真
当院VENUS BEAUTY CLINICでの、症例写真を紹介します。ぼんやりしていた二重のラインがクッキリでたり、目が一回り大きくぱっちり見えたりと、より美しい目元になりました。
施術前 | 施術後 (6カ月後) |
施術前 | 施術後 (3カ月後) |
施術の内容 | |
施術名 | 二重まぶた埋没法 |
施術の説明 | 埋没法とは、まぶたを糸で止めることにより皮膚を切ることなく理想の二重を作り出す方法です。手術も10分から15分程度でおこなえ、術後の抜糸も必要ありません。まぶたにメスを入れるのに抵抗がある方に人気の手術となります。 |
施術のリスク (副作用) |
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施術の価格 | 55,000円(税込み) |
二重整形「切開法」とは?埋没法との違い
「切開法」とは、その名の通りまぶたを切ってつなぎ合わせることにより二重まぶたを作る手術方法です。
まぶたを切る方法ですから、埋没法よりも手術時間や金額やダウンタイムが多くかかります。手術時間は60分から90分ほど。手術代の相場も埋没法より高額です。
ダウンタイムはおよそ2週間で、まぶたを切る以上は傷も残ります。一年ほど経てば傷はかなり見えにくくなりますが、医師の腕によるところが大きいということは知っておいたほうがいいでしょう。
これを聞くと躊躇してしまいそうですが、切開法で手術すると、作られた二重まぶたは半永久的に持続します。埋没法とは違い、デザインの自由度が高いのも特徴です。
もともとまぶたが厚い人でも、反対に薄い人でも、まつげが下を向いている人でも手術が可能です。奥二重、末広がり型、平行型など、自分の希望を医師に伝えましょう。
ただし、切開法の場合は簡単にやり直しが出来ません。後悔しないように、手術の前に、よく医師と相談することが重要です。
切開法の症例写真
当院での切開法の症例写真を見てみましょう。腫れぼったい一重や奥二重も、ぱっちりとした目元になりました。
施術前 | 施術後 (6カ月後) |
施術前 | 施術後 (6カ月後) |
施術の内容 | |
施術名 | 二重まぶた・全切開法 |
施術の説明 | 二重まぶた全切開法とは、まぶたの皮膚を切開して、皮膚とまぶたを持ち上げる筋肉(筋肉の先端にある薄い膜)を縫い合わせる手術になります。この手術では理想的な二重まぶたを手に入れることだけではなく、腫れぼったい印象となる原因の目の上の脂肪も同時に除去できることが特徴です。 |
施術のリスク (副作用) |
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施術の価格 | 198,000~円(税込み) |
埋没法のメリットデメリット
手術の方法が分かったところで、次はそれぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。まずは、埋没法からです。
メリット(埋没法)
ダウンタイムが少ない
上記にもある通り、一週間ほどで腫れが目立たなくなります。2~3日も経てばメイクが可能です。
腫れが少ない
糸を通したところが腫れぼったくなることはありますが、細い糸なのでさほど目立つことはありません。人によってはほとんど分からないくらいでしょう。
手術時間が短い
医師の腕によりますが、一時間以上かかることはまずありません。手術のために一日中スケジュールを開けておかなくても大丈夫です。
やり直しが可能
糸で留めているだけの状態ですから、「思っていたのと違う」となってしまったら、糸を抜去することで元通りです。多くのクリニックでは保証期間を設けており、この期間であれば、無料でやり直しが出来ます。
デメリット(埋没法)
一生モノではない
経年劣化だったり、自分でこすってしまったりで糸が取れてしまったら、まぶたも元に戻ってしまいます。もともとまぶたが分厚い方も、あまり長くはもちません。せっかく手に入れた憧れの二重まぶたが、早ければ三年でなくなってしまいます。
誰でも出来るわけではない
もともとまぶたが厚くて腫れぼったい人や、以前にも埋没法を受けて糸が取れてしまった人は、埋没法には向いていません。また、幅の広い二重にしたい人も、埋没法では難しい場合があります。
切開法のメリットデメリット
次に、切開法です。
メリット(切開法)
効果は半永久
一度切開法で手術してしまえば、効果は半永久的に続きます。お金をかけてやり直す必要も、いつか取れるのではと心配する必要もありません。
デザイン性が高い
希望に沿って、さまざまなデザインの二重を作ることが可能です。手術時に少々の脂肪除去もできるので、腫れぼったいまぶたからも卒業できます。
デメリット(切開法)
値段が高い
埋没法に比べて、2倍~5倍ほどの値段がかかります。しかしながら、上記にもある通り効果は半永久的に続きます。埋没法を繰り返すか、切開法を一度だけおこなうか、それにより最終的にいくらくらいかかるか、しっかり計算してから手術に臨むのがいいでしょう。
ダウンタイムが長い
長ければ10日間ほどのダウンタイムが発生し、メイクが出来るようになるのはおよそ一週間後です。コンタクトを使用している人は、抜糸するまでは眼鏡で過ごさなければなりません。
やり直しがきかない
半永久的に効果が続くものですから、そう簡単にやり直しがききません。したがって、「イメージと違う」ということにならないように、念入りな医師との相談が必要です。
傷が残る
小さいものの、切る以上は傷が残ります。腕の良い医師が丁寧に手術をしてくれればかなり自然な仕上がりになり、さほど目立つこともありません。完全に消えてなくなるには、相応な時間がかかりますし、いつまでも消えないこともあります。
費用の違い
すでに記述しているとおり、埋没法と切開法では費用が違います。
埋没法の場合、手術の相場は3万円~20万円です。クリニックによってキャンペーンをしている場合は、1万円を切ることもあります。3万円~20万円という費用の違いには、使用する糸の種類や何箇所留めるか、片目なのか両目なのか、麻酔代が入っているか、保証がついているかどうかなどが反映されています。
切開法の相場は10万円~50万円です。費用が高い場合は、麻酔代や保証代を含んでいる場合があります。また、痛みやダウンタイムが起きにくい独自の施術方法を取り入れるなど、施術方法によって費用に差が出てきます。
VENUS BEAUTY CLINICならこんな施術が可能
当クリニックは、美しくいたい、綺麗になりたい皆様に寄り添った、安全で親切なクリニックを⽬指しております。
埋没法なら10分~15分ほど、切開法は30分~90分ほどで手術は終了し、いずれの手術も入院は必要ありません。お仕事や学校を休むことなく手術を受けることが可能です。
患者様の理想のまぶたを実現するため、丁寧なカウンセリングを実施しております。迷っている方は、ぜひ一度、当クリニックまでご相談ください。
- 監修ドクターSUPERVISOR
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藤本 裕樹Hiroki Fujimoto形成・美容外科医
形成外科・美容外科専門医。筑波大学医学部卒業後、昭和大学形成外科に入局し、昭和大学病院、昭和大学藤が丘病院、昭和大学横浜市北部病院新久喜総合病院、太田西の内病院などで形成外科・美容外科の研鑽を積む。2022年よりVENUS BEAUTY CLINIC新宿院院長に就任。
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