二重について
ぱっちりとした二重は、女性はもちろん男性にとっても憧れです。アイプチを使って二重にする方法もありますが、きれいな二重を作るのは難しいうえに、メイクを落とすと元の姿に戻ってしまいます。理想的な二重を長く楽しみたいなら、二重整形も選択肢のひとつです。
二重を作る施術方法は、「埋没法」と「切開法」があります。それぞれの特徴やメリットをチェックして、自身に適している方法を選びましょう。
医療用の糸と針を用いて、まぶたの内側の皮膚を縫う施術法です。まぶたを切らずに二重を作れます。
主なメリットは以下のとおりです。
・切開法に比べて費用が低い
・施術が短時間で終わる
・ダウンタイムが少ない
・手術痕が目立ちにくい
・手術のやり直しが可能
埋没法はまぶたを切る切開法に比べて腫れにくく、ダウンタイムは約1週間です。施術時間は15分程度で終了するため、長期の休みを取る必要がありません。
また、糸をとれば元のまぶたに戻せるうえに、手術のやり直しに対応できるのがポイントです。完成した二重がイメージと違ったときや、時間が経って好みの二重幅が変わった場合に調整可能です。
ただ、まぶたに厚みがある方は糸が取れて元に戻ってしまう可能性があるため、切開法を検討するのも手です。
埋没法はまぶたを切るのに抵抗がある方や、まとまった休みを確保できない方、まぶたの脂肪が少ない方などに適しています。
まぶたを切開して二重を作る方法です。理想とする二重ラインに合わせて切開し、まぶたが持ちあがるように縫い合わせます。
切開法は「全切開」と「部分切開」の2種類に分かれます。
全切開は目頭から目尻までの全体を切る方法で、余分な脂肪や皮膚を取り除くのが可能です。まぶたに脂肪が多い、たるみが気になる方に向いています。埋没法や部分切開に比べて腫れやすく、ダウンタイムは3~4週間程度です。
部分切開は1cmほど切開する施術法です。まぶたの厚みが少なく、脂肪を除去する必要が無い方に適しています。全切開ほどではないものの、埋没法に比べるとダウンタイムは長くなりやすいでしょう。
切開法のメリットは、以下のような点があげられます。
・時間が経っても元に戻らない
・幅広のくっきりとした二重を作れる
・まぶたが厚い方でも対応可能
・腫れぼったいまぶたを解消できる
糸で縫い留める埋没法に比べて切開法は元に戻る心配がなく、半永久的に二重を維持できます。
まぶたに脂肪が多く、埋没法では二重が定着しなかった方でも、ぱっちりとした二重を作れるのが特徴です。脂肪やたるんだ皮膚を取り除けるので、すっきりとした目元に仕上がるでしょう。
ただ、埋没法のように手術した後に元に戻せないので、よく検討してから行なう必要があります。切開法は、確実に二重を手に入れたい方、まぶたのたるみを解消したい方におすすめです。