ガミースマイル手術とは、笑った時に歯茎が見える「ガミースマイル」を目立たなくする治療法です。
アジア人は口周りの骨が出っ張っており、歯茎も長い傾向にあります。そのため、ガミースマイルになりやすいと言われており、日本人にもよく見られる症状です。
しかし、短時間の外科手術により、上唇の下の歯茎の粘膜を切除して縫合することで、笑った時に唇が上がりすぎないように抑えることができます。
上唇の筋肉が発達しすぎたことが原因でガミースマイルになる場合は、メスを使用せずに、ボトックス注射のみで治療することも可能です。
ガミースマイル手術によって容姿が改善するだけでなく、笑顔に自信が持てるといったメンタル面でのメリットも得られます。歯茎の露出にコンプレックスがある方、笑顔に自信を持ちたい方におすすめです。
ガミースマイル手術について
ガミースマイルの施術には、メスを用いて治療する「上唇粘膜切除術」と、メスを一切使わずに治療する「ボトックス法」があります。
上唇粘膜切除術
カウンセリング・デザイン
カウンセリングにてガミースマイルの状態と、切除する部位を確認します。
麻酔・手術
上唇裏側の粘膜を局所麻酔した後、メスで切開し、上唇の粘膜と歯の淵から4~5mm上の歯茎の皮膚を切り取ります。
縫合
粘膜を切除した部分の上唇と歯茎を密着させ、縫合します。
術後は唇の開きが抑えられ、笑ったときの歯茎の露出が狭くなります。
ボトックス法
カウンセリング・マーキング
カウンセリングを行い、上唇を上げる筋肉(上唇挙筋)の位置をマーキングします。
麻酔・注入
左右の上唇挙筋にボトックスを注入していきます。
施術終了
術後2~3日で効果が出てきます。
ガミースマイル手術の効果について
笑った時に見える歯茎の面積を手術によって減らすことで、ガミースマイルを改善することができます。手術後は上唇が上がりすぎる状態が抑制されるため、思いっきり笑っても歯ぐきが見えすぎることはありません。歯茎の露出が狭くなったことで、自然と上品な笑顔を作ることができます。
歯茎の露出量が減ると、口腔内が乾燥しにくくなるため、歯肉炎、歯周炎、虫歯、口臭の予防に役立ちます。
一度の施術でガミースマイルが目立たなくなるので、繰り返し通院する必要はありません。ただし、ボトックス注射は持続性が少ないため、定期的な通院が必要です。また、繰り返し注射することで、左右の上唇挙筋が弱くなり、効果が切れた後も以前より症状は軽くなっています。
ガミースマイル手術のリスク、副作用、合併症
ガミースマイル手術には、想定されるいくつかのデメリットがあります。ヴィーナスビューティークリニックでは、形成外科専門医の医師によるカウンセリングとアフターフォローをしっかりと行っておりますので、少しでも気になることは遠慮なくご質問ください。
手術後2~3日は出血する事があります。
一時的に食べ物が噛みにくくなる場合があります。
上唇から鼻の下の辺りに腫れが生じる場合があります。
手術部位およびその周辺の感覚が一時的に鈍くなることがあります。
妊娠中、授乳中の方は、施術が出来ません。