わし(鷲)鼻・段鼻修正(ハンプ切除)とは
わし鼻は、ワシの口ばしのように出っ張り(ハンプ)のある鼻をいいます。最近ではわし鼻を持つ有名人もいることから、軽度のわし鼻を希望される方もいます。その一方で、鼻の出っ張りの強いわし鼻は、ヨーロッパでは「魔女鼻」といわれており、好まれない傾向があります。一般的に、鼻筋は一直線になっているのが理想のラインとされています。極度なわし鼻はゴツゴツとした男性的な印象を与えます。
施術では、ハンプ切除により出っ張りの原因となる骨を切除します。わし鼻・段鼻修正は、鼻の出っ張りが気になる方や、鼻筋のラインを真っすぐにしたい方に適した施術です。出っ張た骨の切除量に応じて、柔らかな印象のわし鼻にすることも可能です。
わし鼻・段鼻修正(ハンプ切除)について
デザインカウンセリングにてわし鼻の程度やご希望の形を確認し、顔全体のバランスをみながら鼻をデザインします。
麻酔・手術麻酔をした後、鼻の内部3~5ミリ切開します。傷跡は内部にできるので外から目立たちません。
手術切開部分から専用のノミで出っ張り部分(ハンプ)を専用のノミで削り、切除面を滑らかにします。
※ハンプが大きい場合は鼻骨骨切りを組み合わせる事もあります。
縫合切開部分を丁寧に縫合します。
わし鼻・段鼻修正について
わし鼻や段鼻は鼻骨の出っ張りが原因であるため、マッサージで改善することはありません。特に、出っ張りをなくすために鼻を叩くと、鼻の形が崩れたり皮膚を傷めたりする危険があります。わし鼻・段鼻修正では、手術で鼻の出っ張りを取ることで、鼻のラインがまっすぐにすることできます。施術によりバランスが整った美しい鼻なり、鼻の出っ張りによる表情の違和感もなくなります。また、ゴツゴツとした印象がなくなることで、女性らしい優しい雰囲気の顔立ちになれるでしょう。
わし鼻・段鼻修正で、一度ハンプ切除すれば、効果は半永久的に続きます。長い間わし鼻にコンプレックスがある方は、ご自分に自信を持てるようになるでしょう。
当院の医師について
当院の手術は美容外科に精通する形成外科出身の医師が行います。
当院の美容外科手術はカウンセリングからアフターフォローまで、すべて日本形成外科学会所属の専門医もしくは出身の医師が行ないます。
形成外科専門医は長年研鑽を積み、その範囲において高度な専門医療技術を持つ医師です。その技術は美容外科手術においても、高く評価されております。
美容医療において、専門医によるカウンセリングを提供することは、患者様がより安心して治療を受けられるようにするための重要な要素であり、専門医は、その豊富な知識と経験をもとに、患者様一人ひとりのニーズに合わせた最適な治療計画を立てることができます。ぜひ、ご安心してカウンセリングにお越しください。
形成外科とは
形成外科とは、人の体表面(皮膚や見た目)に関する外科の一つです。この分野では、体にできた傷や、生まれつきの異常、体の一部が失われた状態、腫瘍(しこりやできもの)の治療、美容的な手術など、さまざまな問題を扱います。形成外科の大きな目的は、手術を通して人の見た目や機能を改善し、その人が社会で快適に生活できるようにすること、つまり生活の質を向上させることにあります。
例えば、体のどこかに傷があると、その人は見た目について気にしたり、他の人にどう思われるか心配したりすることがあります。このような見た目の問題は、人の心にも大きな影響を与えることがあります。心の問題は通常、精神科医がカウンセリングや薬で治療しますが、形成外科では、手術を通じてこのような心の悩みを解消しようとするので「精神の手術」と呼ばれる事もあります。
形成外科はそういった見た目の問題を手術で治す事で、人を幸せにするといった考えを持っている医療の分野です。
わし鼻・段鼻修正(ハンプ切除)のリスク、副作用、合併症
わし鼻・段鼻修正(ハンプ切除)には、想定されるいくつかのデメリットがあります。ヴィーナスビューティークリニックでは、形成外科の医師によるカウンセリング・アフターフォローをしっかりと行っておりますので、少しでも気になることは遠慮なくご質問ください。
ハンプ切除後は、3日程度のギプス固定が必要になります。
手術後は鼻に強い力を加えないようにしてください。
皮膚を触ったときに、ハンプを削った部分に凹凸を感じることがあります。
体質によって、ハンプを切除した部分にケロイドができることがあります。
妊娠中、授乳中の方は、施術が出来ません。