副皮切除とは
副皮とは、小陰唇と大陰唇の間に位置する皮膚です。医学的な正式名称として定められているものではなく、見た目が似ていることから小陰唇と混同されがちです。副皮はすべての女性にあるものではなく、全く無い方もいれば、片方だけある方、2〜3重ある方など個人差があると言えます。
副皮自体は日常生活や健康に支障をきたすものではありませんが、副皮の形状によってはヒダに分泌液の垢がたまりやすくなり、悪臭や炎症の原因となる場合もあります。
余分なヒダを取り除くことによって、陰部がすっきりするだけでなく、清潔を保ちやすくなるというメリットもあります。傷跡もほとんど残りませんので、近年では手術を受けられる女性も少なくありません。
副皮切除について
カウンセリングで取り除く箇所や形状を決定し、手術用ペンでマーキング。局所麻酔を行なった後、切除し溶ける糸で縫合いたします。
カウンセリング医師が患者さまのイメージをお伺いし、具体的な施術方法をご説明いたします。どんなことでもお気軽にご相談ください。
マーキング、デザイン切除する箇所を手術用ペンでマーキングします。
麻酔、手術小陰唇と大陰唇の間にある余分なヒダを切除し、溶ける糸で縫合します。
副皮切除の効果について
副皮のヒダが層を成すことで、分泌液の垢が溜まりやすくなり、悪臭の原因になることもあります。この余分なヒダを取り除くことによって、バランスの良いすっきりした見た目になるだけでなく、清潔を保ちやすくなるというのも効果の一つです。
また副皮は小陰唇から繋がる皮膚という性質から、クリトリスが大きく見えてしまい、陰部全体がすっきりしない印象になりがちです。副皮切除術を受けられる方の中には「小陰唇縮小」や「クリトリス包茎」手術と併用される方も多くいらっしゃいます。局所麻酔を行うため手術中に痛みを感じることはほとんどなく、溶ける糸で縫合しますので抜糸の必要もございません。傷跡も目立ちにくいため安心して受けていただけます。
当院の医師について
当院の手術は美容外科に精通する形成外科出身の医師が行います。
当院の美容外科手術はカウンセリングからアフターフォローまで、すべて日本形成外科学会所属の専門医もしくは出身の医師が行ないます。
形成外科専門医は長年研鑽を積み、その範囲において高度な専門医療技術を持つ医師です。その技術は美容外科手術においても、高く評価されております。
美容医療において、専門医によるカウンセリングを提供することは、患者様がより安心して治療を受けられるようにするための重要な要素であり、専門医は、その豊富な知識と経験をもとに、患者様一人ひとりのニーズに合わせた最適な治療計画を立てることができます。ぜひ、ご安心してカウンセリングにお越しください。
形成外科とは
形成外科とは、人の体表面(皮膚や見た目)に関する外科の一つです。この分野では、体にできた傷や、生まれつきの異常、体の一部が失われた状態、腫瘍(しこりやできもの)の治療、美容的な手術など、さまざまな問題を扱います。形成外科の大きな目的は、手術を通して人の見た目や機能を改善し、その人が社会で快適に生活できるようにすること、つまり生活の質を向上させることにあります。
例えば、体のどこかに傷があると、その人は見た目について気にしたり、他の人にどう思われるか心配したりすることがあります。このような見た目の問題は、人の心にも大きな影響を与えることがあります。心の問題は通常、精神科医がカウンセリングや薬で治療しますが、形成外科では、手術を通じてこのような心の悩みを解消しようとするので「精神の手術」と呼ばれる事もあります。
形成外科はそういった見た目の問題を手術で治す事で、人を幸せにするといった考えを持っている医療の分野です。
副皮切除のリスク、副作用、合併症
副皮切除には、想定されるいくつかのデメリットがあります。ヴィーナスビューティークリニックでは、医師によるアフターフォローをしっかりと行っておりますので、少しでも気になることは遠慮なくご質問ください。
「腫れ」
手術後から3日間は腫れが続きますが、1〜2週間ほどでおさまる方がほとんどです。
「左右差が生じる」
人間の身体は本来左右非対称にできているため、完全左右対称に仕上げることはできかねます。あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。
「小さくなりすぎた」
取り除いた副皮を元の状態に戻すことはできません。
「感染や化膿」
ごく稀ではございますが、感染や化膿が引き起こる場合がございます。その際は内服薬や抗生剤を処方いたします。
「内出血」
腫れがおさまらず内出血が生じる場合がございます。その際は内服薬の処方など、適切な処置をさせていただきます。
妊娠中、授乳中の方は、施術が出来ません。