ミニフェイスリフトとは
ミニフェイスリフトは、加齢によって生じる皮膚のたるみや、それによるシワの改善を目的とした手術です。
目尻のシワやほうれい線が目立ってきた、口角が下がってきたなどピンポイントで気になる部分がある方や、「化粧品やマッサージ、ヒアルロン酸注入では効果が感じられない」といったお悩みをお持ちの方にも効果を感じていただけます。美容手術に抵抗がある方でも、抵抗が少なく受けていただける手術の一つです。
手術では、耳の前の皮膚をピンポイントで切開し、その部分からテンションをかけ、皮膚と筋膜をリフトアップします。切開は2~3cmから行えるので傷跡も目立ちにくく、ダウンタイムが少ないのも特長です。手術は部分麻酔で行うため入院の必要もなく、メイクをして帰宅できるのもうれしいポイントです。
お顔の全体にわたる施術ではないため、顔の印象を損なうことなく肌に若々しいハリ感を取り戻すことができ、人に気付かれる心配もありません。長期にわたって効果が持続するため、手軽なエイジングケアとしても最適です。
ミニフェイスリフトの施術について
時間が経過する事により、効果が感じられなくなる糸リフトやHIFUとは違い、外科手術であるミニフェイスリフトは効果の感じやすい手術です。フルフェイスリフトと比べ、最小限の傷跡で効果を出すことができる若返り治療はたるみが気になる方には最適です。
デザイン
カウンセリングでヒアリングした内容をもとにデザインし、仕上がりのイメージを共有していきます。必要に応じてコンピューターシミュレーションも行います。お顔の左右のイメージもここでしっかりと確認しましょう。納得いただけたら手術の準備に入ります。
手術
麻酔が効いたことを確認したら、手術を開始。傷跡を最小限にするよう注意しながら行います。
耳の前あたりを小さく切開し、たるんだ皮膚を斜めに引き上げます。
傷跡が残らないよう切開部分を丁寧に縫いとめたら、余った皮膚を切除します。
麻酔が効いているので痛みを感じることはありません。
クールダウン
手術後は腫れを抑えるため、施術した部分を10分ほど冷やします。
帰宅
クールダウン後は歩いて帰宅していただけます。
ポイントメイクは術後すぐから可能です。傷跡が気になる方は、帽子やスカーフをお持ちいただければ安心だと思います。
手術当日は短時間のシャワーが可能ですが、入浴はお控えください。手術翌日からは入浴可能ですが、2~3日はシャンプーや洗顔時の際、傷口にご注意ください。
抜糸
手術の約1週間後に抜糸を行います。抜糸にはほとんど痛みはありません。
アフターカウンセリング
術後に腫れや痛み、違和感などが生じた場合は、いつでもお気軽にご相談ください。
ミニフェイスリフトの効果について
ミニフェイスリフトを行うと、頬やアゴのたるみがすっきりし、若々しい印象を取り戻せます。ブルドッグのような頬のほうれい線が消えるのはもちろん、年を重ねるごとに下がってきた口角がキュッと上がって表情も明るくなり、アゴや首のたるみがすっきりすることで小顔効果も期待できます。肌にもハリツヤが出て、たるみ毛穴が目立たなくなるのもうれしい効果でしょう。
また、ミニフェイスリフトは顔を変える整形手術とは異なり、顔自体の変化はありません。そのため全体の印象は変わらず、ご自身の若い頃の状態に近づけることができます。術後に見た目の違和感から「あの人整形したんじゃないの?」と言われる心配もなく、自然な形でエイジングケアを行うことが可能です。
当院の医師について
当院の手術は美容外科に精通する形成外科出身の医師が行います。
当院の美容外科手術はカウンセリングからアフターフォローまで、すべて日本形成外科学会所属の専門医もしくは出身の医師が行ないます。
形成外科専門医は長年研鑽を積み、その範囲において高度な専門医療技術を持つ医師です。その技術は美容外科手術においても、高く評価されております。
美容医療において、専門医によるカウンセリングを提供することは、患者様がより安心して治療を受けられるようにするための重要な要素であり、専門医は、その豊富な知識と経験をもとに、患者様一人ひとりのニーズに合わせた最適な治療計画を立てることができます。ぜひ、ご安心してカウンセリングにお越しください。
形成外科とは
形成外科とは、人の体表面(皮膚や見た目)に関する外科の一つです。この分野では、体にできた傷や、生まれつきの異常、体の一部が失われた状態、腫瘍(しこりやできもの)の治療、美容的な手術など、さまざまな問題を扱います。形成外科の大きな目的は、手術を通して人の見た目や機能を改善し、その人が社会で快適に生活できるようにすること、つまり生活の質を向上させることにあります。
例えば、体のどこかに傷があると、その人は見た目について気にしたり、他の人にどう思われるか心配したりすることがあります。このような見た目の問題は、人の心にも大きな影響を与えることがあります。心の問題は通常、精神科医がカウンセリングや薬で治療しますが、形成外科では、手術を通じてこのような心の悩みを解消しようとするので「精神の手術」と呼ばれる事もあります。
形成外科はそういった見た目の問題を手術で治す事で、人を幸せにするといった考えを持っている医療の分野です。
ミニフェイスリフトのリスク、副作用、合併症
ミニフェイスリフトには、想定されるいくつかのデメリットがあります。ヴィーナスビューティークリニックでは、医師によるアフターフォローをしっかりと行っておりますので、少しでも気になることは遠慮なくご質問ください。
傷跡が残る場合がございます。
顔の腫れ、内出血斑、血腫形成ができる事がございます。
顔の左右差が出る場合がございます。
手術部分のしびれ、つっぱり感を感じる事がございます。
妊娠中、授乳中の方は施術できません