膣縮小手術とは
膣縮小手術とは、加齢や出産などで緩んでしまった膣のサイズ調整をすることで、見た目的にも機能的にも満足のいく状態を取り戻すものです。手術と脂肪注入の2通りの方法があります。
出産時には膣壁が裂けてしまう人もいますが、裂けることはなくても妊娠出産を機に膣が伸びてしまうと産前の状態には戻すことができません。中にはパートナーから産後の膣の緩みを指摘され、悩んでしまう人もいるようです。
また、出産を経験しなくても、年齢とともに肛門や膣の筋肉が弱まることで、空気や水が入りやすくなり感染症などのリスクが高まることもあります。プールや温泉などで膣の中に水が入ってきてしまうと、思うように楽しめないという声も。膣縮小手術をすれば膣の入り口が狭くなるため、膣内に空気や水が入る不快感が軽減します。
他にも、もともと膣が緩い場合には、男性から「遊んでいる」と思われるのではないかと心配になり、なかなか積極的になれないというケースもあり、長年のコンプレックスを解消できるところもメリットでしょう。
膣縮小手術をすることで膣が緩んでしまう悩みがなくなり、パートナーとの性行為に積極的になれたり自分に自身が持てるようになったりします。
膣縮小手術の施術について
膣縮小手術は、膣の入り口辺りから子宮口にかけて筋肉を引き寄せ緩みを解消しサイズ調整をする手術と、お腹や太ももから脂肪を採取し膣内に注入する2つの方法があります。
手術の場合麻酔局所麻酔や表面麻酔、静脈麻酔などを使用します。
麻酔が効いてから、手術を始めます。
切開膣の入り口から子宮口にかけて、筋肉と粘膜を剝がしていきます。
縫合膣の緩んでいる筋肉を引き寄せるように縫い合わせていきます。粘膜が盛り上がるように引き寄せるとヒダができ男性器を上手く刺激できるようになるところもポイントです。膣のサイズや引き締まりを確認しながら筋肉を固定します。
切除筋肉を固定した後に余った部分の粘膜を切除し、縫い合わせます。手術は30分~2時間程度で終わり、入院の必要はありません。
脂肪注入の場合麻酔局所麻酔や表面麻酔、静脈麻酔などを使用します。
麻酔が効いてから、手術を始めます。
脂肪注入お腹や太ももから脂肪細胞を吸引します。吸引した脂肪細胞を膣壁に注入することで、膣内を引き締めます。
注入した脂肪は完全に吸収されることがなく、高い持続性が期待できます。
膣縮小手術効果について
個人差がありますが膣縮小手術をすることで、膣のサイズダウンができます。手術の場合は一度受ければ半永久的に、脂肪注入の場合も定着率が高く効果が続くので、膣の緩みやコンプレックスから解消されます。
出産や妊娠を機に「パートナーから膣の緩みを指摘された」「性行為が心地よくない」などと悩んでいる人女性は意外と多いです。一度緩んだ膣はトレーニングや保存療法で元の状態を取り戻すことはできません。
膣縮小手術をすることで膣のサイズが小さくなるだけでなくヒダ形成もできるため男性器をしっかり刺激できるようになり、性行為に積極的になれるという効果もあります。実際に「膣の締まりが良くなった」と体感することで、自信が持てたという声や男性側より感謝されたという声もあります。
また、加齢による膣の緩みが改善するため不快感や残尿感がなくなるのはもちろん、膣の中に雑菌が入り込む感染症のリスクも軽減できるようになるでしょう。
膣縮小手術をしても妊娠や出産をすることは可能ですが、経膣分娩を選択するとせっかく狭くした膣が広くなる可能性があるので注意が必要です。
当院の医師について
当院の手術は美容外科に精通する形成外科出身の医師が行います。
当院の美容外科手術はカウンセリングからアフターフォローまで、すべて日本形成外科学会所属の専門医もしくは出身の医師が行ないます。
形成外科専門医は長年研鑽を積み、その範囲において高度な専門医療技術を持つ医師です。その技術は美容外科手術においても、高く評価されております。
美容医療において、専門医によるカウンセリングを提供することは、患者様がより安心して治療を受けられるようにするための重要な要素であり、専門医は、その豊富な知識と経験をもとに、患者様一人ひとりのニーズに合わせた最適な治療計画を立てることができます。ぜひ、ご安心してカウンセリングにお越しください。
形成外科とは
形成外科とは、人の体表面(皮膚や見た目)に関する外科の一つです。この分野では、体にできた傷や、生まれつきの異常、体の一部が失われた状態、腫瘍(しこりやできもの)の治療、美容的な手術など、さまざまな問題を扱います。形成外科の大きな目的は、手術を通して人の見た目や機能を改善し、その人が社会で快適に生活できるようにすること、つまり生活の質を向上させることにあります。
例えば、体のどこかに傷があると、その人は見た目について気にしたり、他の人にどう思われるか心配したりすることがあります。このような見た目の問題は、人の心にも大きな影響を与えることがあります。心の問題は通常、精神科医がカウンセリングや薬で治療しますが、形成外科では、手術を通じてこのような心の悩みを解消しようとするので「精神の手術」と呼ばれる事もあります。
形成外科はそういった見た目の問題を手術で治す事で、人を幸せにするといった考えを持っている医療の分野です。
膣縮小手術のリスク、副作用、合併症
膣縮小手術には、想定されるいくつかのデメリットがあります。ヴィーナスビューティークリニックでは、医師によるアフターフォローをしっかりと行っておりますので、少しでも気になることは遠慮なくご質問ください。
一時的に膣内にむくみができる可能性がありますが、数日で改善していきます。(手術の場合)
感染症や血が溜まるなどの合併症が起こる可能性があります。(手術の場合)
手術により細かな知覚障害が傷ついてしまうので、一時的に感覚が鈍ることがあります。通常は3ヵ月程度で収まります。(手術の場合)
効果には個人差があり、膣縮小手術をしても物足りなさを感じることがあります。
膣縮小手術後初めのうちは、女性側に性交痛が起こる可能性があります。(手術の場合)
生理期間中及び妊娠中、授乳中の方は、施術が出来ません。