乳輪縮小とは
乳輪の大きさでお悩みの女性は多い一方、デリケートな問題ゆえ、誰かに相談することができないという方は少なくありません。近年では医学の進歩に伴い、乳腺や乳管を傷つけることなく、施術で乳輪を縮小させることができます。また、施術時間は、麻酔処置を含めて約1時間と短時間で行うことが可能です。もちろん将来的な授乳への心配も一切ありません。
もともとの乳輪の大きさや乳首の形状、乳房とのバランスなどを考慮して「乳輪の縁に沿って切開する方法」と「乳輪基部の周りを切開する方法」のいずれかで施術を行います。傷跡は乳輪内におさまり、個人差はありますが数か月で目立ちにくくなる方がほとんどです。温泉などのような、他の方の視線を気にしてしまいがちな場所も、安心してお楽しみいただけるようになります。
乳輪縮小について
患者様の乳輪の大きさや形、施術後のイメージなどから判断して「乳輪の縁に沿って切開する方法」と「乳頭の近接部分を切開する方法」のいずれかで施術を行います。
カウンセリング
医師が患者様のご要望や施術後のイメージを丁寧におうかがいし、具体的な施術方法などをご説明いたします。どんなことでもお気軽にご相談くださいませ。
マーキング・デザイン
切開箇所をマーキングします。
麻酔・手術
乳頭の近接部分を切開する方法乳頭のすぐ近くから余分な組織を取り除き、乳輪面積を小さくします。その後、乳頭の根元と切開した内側を縫合します。
乳輪の外側を切開する方法乳輪の外側の組織を取り除き、乳輪面積を小さくします。その後、乳輪の外側と肌色の皮膚を縫合します。
乳輪縮小の効果について
乳輪縮小術は、乳輪を小さくすることで乳房とのバランスがよくなり、小さな胸であってもふくよかな印象になりやすいのが最大の特徴です。また左右の乳輪の大きさが異なる場合においても、施術することによって胸全体のイメージが変化します。例えば、患者様の中には、乳輪が大きいことで「友人と温泉に行く時に気になる」と悩まれる方が多くいらっしゃいますが、施術を受けられたことで解消されたというお声も多数いただいております。乳輪のサイズや形はできるだけご希望にお応えします。生まれつき乳輪が大きい方はもちろん、授乳や発育によって乳輪が大きくなってしまった方なども施術を受けていただくことができますので、どんなことでもお気軽にご相談くださいませ。
当院の医師について
当院の手術は美容外科に精通する形成外科出身の医師が行います。
当院の美容外科手術はカウンセリングからアフターフォローまで、すべて日本形成外科学会所属の専門医もしくは出身の医師が行ないます。
形成外科専門医は長年研鑽を積み、その範囲において高度な専門医療技術を持つ医師です。その技術は美容外科手術においても、高く評価されております。
美容医療において、専門医によるカウンセリングを提供することは、患者様がより安心して治療を受けられるようにするための重要な要素であり、専門医は、その豊富な知識と経験をもとに、患者様一人ひとりのニーズに合わせた最適な治療計画を立てることができます。ぜひ、ご安心してカウンセリングにお越しください。
形成外科とは
形成外科とは、人の体表面(皮膚や見た目)に関する外科の一つです。この分野では、体にできた傷や、生まれつきの異常、体の一部が失われた状態、腫瘍(しこりやできもの)の治療、美容的な手術など、さまざまな問題を扱います。形成外科の大きな目的は、手術を通して人の見た目や機能を改善し、その人が社会で快適に生活できるようにすること、つまり生活の質を向上させることにあります。
例えば、体のどこかに傷があると、その人は見た目について気にしたり、他の人にどう思われるか心配したりすることがあります。このような見た目の問題は、人の心にも大きな影響を与えることがあります。心の問題は通常、精神科医がカウンセリングや薬で治療しますが、形成外科では、手術を通じてこのような心の悩みを解消しようとするので「精神の手術」と呼ばれる事もあります。
形成外科はそういった見た目の問題を手術で治す事で、人を幸せにするといった考えを持っている医療の分野です。
乳輪縮小のリスク、副作用、合併症
乳輪縮小術には、想定されるいくつかのデメリットがあります。ヴィーナスビューティークリニックでは、医師によるアフターフォローをしっかりと行っておりますので、少しでも気になることは遠慮なくご質問ください。
腫れ
施術後に腫れが見られますが、2~3週間程度でおさまります(個人差がございます)。
内出血
施術によって皮膚下で内出血が起こることもあり、乳房全体が一時的に薄紫色になるケースがございますが、2週間程度で戻ります。
左右差
もともと左右の乳輪の大きさが異なる場合には、施術後に左右差が生じやすくなります。その場合には再度施術させていただくことも可能です。
糸の外れ
ごくまれではございますが、縫合した糸が外れてしまうケースがございます。その場合は再度縫合させていただきます。
乳頭の平坦化
縫合によって乳頭が平坦化するケースもまれにございます。
妊娠中、授乳中の方は、施術ができません。