HIFU(ハイフ)の3D、4D、9D、12Dは何が違うの?おすすめは?

HIFU(ハイフ)の3D、4D、9D、12Dは何が違うの?おすすめは?

メスを使わず、顔のたるみ改善や体内の皮下脂肪の排出ができるHIFUの治療ですが、さまざまな種類の機器があります。
一体どの機器を選べばいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、HIFUの3D、4D、9D、12Dはそれぞれ何が違うのか、おすすめの機器などを解説します。

HIFU(ハイフ)の種類

HIFUは機器によって、3D、4D、9D、12Dなど多くの種類があります。これは、肌に直接当てるマシンの先端部分の違いで分けられています。「D」というのは、「ドット(点)」のことを指し、超音波を照射する点のことです。

HIFUには、旧世代のものが2D(線照射)、新世代が3D(面照射)、最新世代が4D(曲面照射)です。

3Dと4Dの違い

次によく比較される3Dと4Dの違いを確認しましょう。

3Dハイフ(立体的、面照射) 4Dハイフ(3Dの進化版、曲面照射)
仕組み 1ショットずつ照射する。

1点1点の熱が長方形のように大きい面で2、3分かけて連続で点射する。

6点のエネルギーが出るもの、シャワーのようにエネルギーが出るものがある。(点が多いとその分出力は弱くなる)

常にエネルギーが放出され、肌の上でハンドピースを滑らせて照射する。

熱が4列同時に、長方形のように大きい面で2、3分かけて照射される。

メリット 広範囲を均一に照射可能。

2Dに比べると当てムラができにくい。

部分的に気になる箇所に照射可能なので無駄が少ない。

4列同時に照射するため施術時間が短い。

肌に密着しやすく広範囲を均一に一気に照射できる。

当てムラが起きにくいので効果も感じやすい。

曲面照射なので、頬やフェイスラインの曲線部により効果が感じられる。

デメリット 痛みを伴うことがある。

曲線部で照射面が肌から浮いてしまうことが多く痛みを感じることがある。

2Dと同様に、一度ボタンを押すと3秒〜3分間は照射が終わるまで手が離せず、面のサイズが大きければ大きいほど時間がかかる。

火傷など施術トラブルのリスクがある。

痛みは少し伴うことがある。

照射する面積が大きく、部分当てができないので、気になる箇所があっても重点的に照射するのが難しい。

一度ボタンを押すと3秒〜3分間は照射が終わるまで手が離せず、面のサイズが大きければ大きいほど時間がかかる。

火傷など施術トラブルのリスクがある。

 

4Dは3Dに比べると、照射面積が広くなるため、少ないショット数で完了します。そのため、施術効率は良いですが、1ショットあたりの出力が高くなるわけではないので、最終的に得られる効果は変わりません。

3Dは1点1点の熱を連続し、広範囲を均一に照射することができるので当てムラが起きにくくなります。4Dは、広範囲を均一に照射することができますが、集中的にケアしたい場合は不向きと言えます。

その他のHIFU(ハイフ)

2D

旧世代の2D は、1点1点の熱が連続で線状に出て、2~3秒かけて照射されます。比較的細かくデザインでき、気になるところを集中的に治療するのに向いている機種です。

しかし、1ライン照射ごとに0.5㎝ずらして細かく当てていく必要があるため、施術時間が3D、4Dに比べると倍以上かかってしまううえ、当てムラのリスクがあり施術者の技術力が必要です。また、一度照射ボタンを押すと3秒〜3分は照射が止められませんので、火傷や損傷のリスクが伴うでしょう。

9D・12D

実質は3Dと同じです。3Dより列を増やしたものですが、Dの前の数字が大きいものほど良いというわけではありません。幅広い面積に照射できるので、打ち漏れは少なくなります。

それぞれの機器で、メリット・デメリットがあるので症状や希望に合わせて選択しましょう。

蓄熱式HIFU (SHS方式)

1ショットで一度に熱を加える2D、3D、4Dとは異なり、60度以上を面で少しずつ蓄熱していく仕組みです。2D、3D、4Dより2~3倍強い出力の1点照射が、高速連射されるハンドルピースをクルクルと動かしながら、スピーディにムラのない施術ができます。
ピンポイント照射、広範囲照射どちらも可能で、施術の幅が広いのが特徴です。熱は徐々に60度以上に蓄熱するので痛みがほとんどなく、施術途中で違和感がある場合は施術を止めて別の場所に移ることが可能なので火傷のトラブルも減少するでしょう。
ピンポイント照射することができ、ほうれい線やフェイスラインなど部分的な悩みに合わせて細かく調整したい場合や、スピーディに照射したい場合に有効です。美容以外のクリニックや歯科医院などの医療関係でも導入されることが多いようです。

おすすめのHIFU(ハイフ)は?

HIFUには、医療用HIFUとエステ用HIFUがあり、安全性や効果の高さから医療HIFUを推奨します。

HIFUの機器の種類は数多くありますが、まず医療HIFUとエステHIFUで大きく違いがあることを理解しておきましょう。大きな違いは出力の高さや効果、施術頻度、金額などがあります。

<エステHIFU>蓄熱方式

エステHIFUは、機器をエステで使用可能にするため、出力を調整されています。超音波の出力を高く上げられない分痛みは少ないですが、効果の持続期間が短くなるため施術は1ヶ月に1~2回必要です。
蓄熱式ハイフは、エステであっても一定の技術力があればムラなく照射できます。熱を蓄熱することで、脂肪や筋膜に作用する温度まで徐々に上昇する仕組みです。医療HIFUに比べると、傷跡のリスクが起こりにくい設計がされており操作しやすい機器です。

ただし、蓄熱式で安全とはいえ、エステでは専門知識のある責任者がいません。解剖学(筋学、骨学、神経学)などの知識がないエステシャンが施術をすることがあります。エステハイフでの火傷や神経損傷発生のトラブル事例もありますので、施術を受ける際にはそういったデメリットも考慮しましょう。

<医療HIFU>点状方式

医療用HIFUは焦点式で、脂肪や筋膜に対して1ショットずつドット(点)で高温照射します。医師の資格を持つクリニックや美容外科などで使用されます。誤って照射してしまうと火傷の恐れがあるため、知識や機器の操作技術が必要です。
1回の施術あたりの金額に関しては、医療HIFUの方が高額になるかもしれません。しかし、エステサロンでは通う頻度が多くなり、医療HIFUは3~6か月に1回の施術でも効果を維持できます。結果的に医療HIFUのコスパが良かったということもあるでしょう。

安心してHIFUを受けたい場合は、医療HIFUを受ける必要があります。本来、HIFUは医療で施術されるものだからです。医療HIFUはエステサロンなど、医療行為ができない施設では導入ができません。

VENUS BEAUTY CLINICならこんな施術が可能

HIFUの機器には多くの種類がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあるので症状や希望に合わせて選択する必要があります。例えば、集中的にケアしたい部分がある場合には3D、施術時間を短縮させたいのであれば4Dなどで、おすすめの機器が変わります。

また、エステHIFUに比べて医療用HIFUは、出力が高く、効果の持続性も長いので医療HIFUが受けられるクリニックを選ぶと良いでしょう。医療HIFUは出力が高く効果もしっかり感じられます。医師が対応するため、万が一トラブルが起こっても的確な処置ができるので安心です。

VENUS BEAUTY CLINICでは、実績や専門技術のある医師が丁寧に対応しますので、不安や疑問点などがあれば、診察時に遠慮なくご相談ください。

当院には、ソノクイーンやダブロゴールド、ダブロゴールド BODYなどHIFUの中でも最新の機器が揃っています。これらの機器は、痛みの感じ方が緩やかという共通点があります。当院では、患者様にとって無理のない治療や、痛みや不快感が軽減することを目標にし、安心して施術を受けていただけるよう心がけているためです。

また、「W-HIFU」という、ソノクイーンとダブロゴールドの2台のHIFUを使用する当院オリジナルの施術を行っております。ソノクイーンでは細かい部位の照射が可能で、ダブロゴールドは照射部位を選びません。2台の機器で700ショットと、ショット数が多い独自の施術です。

一度の施術でも効果は十分に実感できますが、何度か繰り返すことでさらに効果を高めることができます。ぜひ、新次元のHIFUの効果を実感ください。

ご予約は、電話とWebで受け付けており、LINE予約にも対応しています。お気軽にお問合せください。

ダブロゴールド(HIFU)

監修ドクターSUPERVISOR

佐藤 翼Tsubasa Sato美容外科医

昭和大学医学部卒業後、今給黎総合病院形成外科、昭和大学病院形成外科、昭和大学藤が丘病院形成外科、大手美容クリニックで研鑽を積みVENUS BEAUTY CLINIC院長に就任する。

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