2023.04.20 二重整形目尻切開目頭切開美容皮膚科

目を大きくするには目頭切開と目尻切開どちらがおすすめ？

目頭切開や目尻切開で目を大きくすれば、毎日のメイクの手間が減り素顔に自信が持てるようになるでしょう。「ぱっちりした大きな目に憧れる」「やさしい印象の目元になりたい」という希望はとても多く、クリニックでも目を大きくするためのメニューは人気があります。

クリニックでの手術を検討しながら、目頭切開と目尻切開、どちらが自分に合っているのか悩んでいませんか？この記事では、目頭切開と目尻切開の違いを確認していきましょう。

目を大きくするための手術の種類

目を大きくするための手術には、「目頭切開」と「目尻切開」の2種類があります。二重術なども目を大きくぱっちり見せるという目的がありますが、今回は切開を伴う目頭切開と目尻切開について詳しくみていきましょう。

2つの手術はどちらも、目の端の皮膚を数ミリ切開して白目の露出を増やし、目を大きく見せることが目的です。目が大きく見えることで、小顔効果も期待できます。

目頭切開の手術内容と効果

目頭切開では、目頭部分の皮膚（蒙古ひだ）を切開して目の横幅を内側へ広げます。蒙古（もうこ）ひだとは、上まぶたから目頭部分に覆いかぶさっている皮膚のことです。
目頭には、白目の端にピンク色の粘膜があり、この粘膜は「涙丘（るいきゅう）」と呼ばれます。日本人の多くは涙丘が蒙古ひだの下に隠れている状態です。目頭切開では、蒙古ひだを切開して涙丘や白目を露出させます。
目頭切開によって、目を横方向に大きく見せることや、目と目の距離を近づけてバランスのよい目元を作ることができます。

目頭切開の手術方法は4種類あり、それぞれ特徴があります。施術方法はカウンセリングでよく相談したうえで決定することをおすすめしますが、それぞれの手術方法について簡単に説明しておきます。

Z法

目頭部分をZの形に切開し、皮膚弁を入れ替えて縫合します。傷跡が小さいく、施術時間が短いことがメリットです。

W法

目頭部分をWの形に切開し、余分な蒙古ひだを切除します。しっかりとした変化が出やすい施術です。

三日月法

目頭の内側部分を切開し、涙丘が見えるようにするシンプルな施術方法です。効果の持続が難しいケースがあり、推奨していないクリニックもあるようです。

韓流切開法

目頭の皮膚を切除せずに、蒙古襞の余分な皮膚を移動させる方法です。末広型の二重が作りやすく、傷跡は比較的目立ちません。

目尻切開の手術内容と効果

まずは目尻の構造を知って、どこを切開するのか確認しておきましょう。

目尻のすぐ外側には、結膜円蓋部という小さなポケットがあります。鏡の前で、目尻を少し外側に引っ張ってみてください。この時に確認できる小さな隙間が結膜円蓋部（ポケット）です。

目尻切開では、このポケットを切開しますので、ポケットの深さによって効果に差がでてきます。目尻の皮膚を外側に引っ張るとすぐにピンク色の結膜が露出するという人は、切開する幅が狭く効果が出にくい人です。一方で、ポケットが深く、隠れている白目部分が多い人は目尻切開の効果が大きく表れます。

切開によって露出する白目部分が増えるので、大きくぱっちりとした目になります。つり目できつい印象だった目元は優しい印象の目元に変化させることが可能です。

目尻切開にも、Yの字に切開する「V-Yflap法」や、Wの字の形に切開して余分な皮膚を切除する「W法」などの種類があります。

目を大きくするには目頭切開と目尻切開どちらがおすすめ？

目頭切開と目尻切開のどちらを選ぶかは、自分がなりたい理想像やクリニックでの相談で決めるのがよいでしょう。

目頭切開は、「蒙古ひだによって目が小さく見えている」「目つきが悪く見える」「目と目の距離が離れている」「平行型の二重にしたい」という人におすすめです。日本人の約8割は蒙古ひだを持っているといわれています。目頭切開で効果が出やすい人が多いということです。

一方で目尻切開は、「つり目を治したい」「切れ長で大きな目にしたい」「やさしい印象の目元にしたい」という人におすすめです。目尻切開では切開できる部分がほとんどない人もいますので、よくクリニックでも相談しましょう。目尻切開は、「下瞼開大（グラマラスライン）」という垂れ目形成にも使われる施術を併用することで、縦にも目が大きくなり効果を実感することが多いです。

どちらの手術を選択するかは、クリニックで医師と相談し、シミュレーションを重ねて慎重に決めましょう。目は、顔の中でも印象を左右する大切なパーツです。後悔のないように、実績があり信頼できるクリニックで施術を受けることをおすすめします。