シリコン豊胸術で理想のサイズへ
シリコン豊胸とは？
シリコン豊胸術は、乳腺の下にシリコン製のバッグを挿入してバストを大きくする治療です。脂肪注入での豊胸よりもサイズアップしたい方に適しています。形や感触が不自然になると思われていますが、自然な仕上がりになるよう、最高峰のシリコンバッグを使用し、執刀からカウンセリングまでは、美容だけでなく乳房再建にも幅広い技術を持つ、形成外科専門医が行います。
*当院で使用するシリコンバッグは豊胸において最高品質を言われるモティバ エルゴノミクス2を使用しています。
シリコンバッグ豊胸は、乳腺を傷つける事がないので、授乳をする予定がある方でも施術を受ける事ができます。また手術は乳房の下や脇を切開するので、傷跡が目立ちにくいのも特徴です。
シリコンの挿入法
体型・年齢・健康状態に基づき、インプラントの挿入法を決定します。シリコンの挿入位置により手術法が違い、乳腺下法・大胸筋下法・デュアルプレーン法・ハイブリッド法があります。
豊胸術では、全症例でケラーファンネルを使用しております。別料金は一切いただいておりません。
＊ケラーファンネルは傷口を保護しながらスムーズに豊胸バッグを挿入することができる補助器具です。 米国FDA（日本の厚生労働省に相当）に承認されていて、有効性と安全性が証明されています
乳腺下法
シリコンバッグを乳腺組織の直下に挿入する豊胸手術です。この方法は、特に乳腺が発達している方や胸の皮膚・皮下脂肪が厚い方、出産や授乳で胸のハリが失われた方に適しています。豊胸バッグが乳腺下にあるため、触り心地や見た目が自然で、大胸筋を触らずに施術できるので、この手法のメリットは自然な仕上がりと手術後の痛みが少なくなります。
ただし、皮膚や皮下脂肪が薄い方は、シリコン豊胸が見てわかりやすかったり、触った時に不自然な感触になる事があるので、このような場合はデュアルプレーン法で挿入したり、シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせたハイブリッド法で形を浮き出ないようにすることが推奨されます。
大胸筋下法
シリコンを大胸筋の下に挿入する豊胸手術です。この方法では、乳腺の下にある大胸筋を剥離し、筋肉の下にシリコンバッグを配置します。この手法のメリットは、皮膚や皮下脂肪が薄い方に適している点です大胸筋下法では、バッグが皮膚から離れているため、外見や触り心地でシリコンバッグが目立ちにくくなります。
しかし、筋肉の剥離が必要なため、肉離れに似た状態となり、施術後に痛みが比較的強くでる場合があります。また、大胸筋に力が入るような動きをした場合、シリコンバッグの上の筋肉も固くなるため、硬い感触が出たり、筋肉の収縮に合わせてシリコンが上下に動いてしまうAnimation deformity(アニメーション・ディフォーミティ）が起きる可能性があります。（主に乳房再建術に適した術法のため、当院では行っておりません。乳房再建ご希望の方はご相談ください。）
デュアルプレーン法
大胸筋下法の欠点を改善した術式で、大胸筋の一部を切開して、シリコンバッグの上部を大胸筋下に、下部を乳腺下に配置する豊胸手術です。この方法は、胸の頭側へのバッグのずれを防ぎ、大胸筋下法よりも大きなバッグを使用する事が可能です。小さく垂れた胸を大きく自然な形にするのに適しており、胸のん筋肉収縮によりシリコンバッグの変形も防げます。
この方法のメリットは、皮膚や皮下脂肪の薄い方にも自然な仕上がりが期待できる事です。シリコンバッグの上部を大胸筋の下に挿入する事でデコルテを綺麗に見せる事ができ、下部を乳腺下に配置することで胸の下の丸みを自然に見せることが可能です。
また、デメリットとしては大胸筋下法と同様に筋肉を剥離すつための術後の痛みが比較的強いことが挙げられます。
ハイブリッド法
シリコンバッグ豊胸と脂肪注入を組み合わせた新しい豊胸手術の方法です。
この方法は、乳腺下にシリコンバッグを挿入し、さらに脂肪を注入することで、見た目や触り心地を自然に整えます。特に、脂肪注入は自信の余分な脂肪を用い、純度の高い脂肪を胸に注入する事で定着率が高く、効果が持続します。
ハイブリッド法のメリットは、シリコンバッグ豊胸と脂肪豊胸それぞれのデメリットを補う為に仕上がりがより自然になりやすいことです。2カップ以上のUPで自然な仕上がりを目指す場合におすすめな施術です。また脂肪豊胸に必要な脂肪を吸引することで、吸引部分の痩せ効果も期待できます。
ハイブリッド法は、見た目やデコルテの滑らかさ、触り心地など、満足度が高く、痩せ型で余分な脂肪が少ない方でも無理なく、確実なバストアップ効果が期待できます。
モティバエルゴノミクス2
モティバ エルゴノミクス2
(Motiba Ergonomix2)
当院で使用する豊胸バッグの最新製品かつ最高峰の品質であるMotiba Ergonomix2(モティバエルゴノミクス2)は、より自然でマシュマロのように柔らかい仕上がりになるよう設計された豊胸バッグです。ジェルの粘り気が低く、重力に逆らわずに動くのでご自身の体勢に合わせて豊胸バッグの形が変わり、自然な見た目や質感を実現しています。
モティバのエルゴノミクス2は最も柔軟性が高い事が示されています。
- 動きに合わせて形が変わるので、体勢に合わせて変形し、自然な動きを実現します
- 寝ていても立っていても自然でバレにくい
- 以前もモデルよりも103%柔らかく、より自然な感触を提供します
従来のモティバシリコンと比べ、ラウンドプラスと比べて103%、エルゴノミクスと比べて45%も柔軟性がアップしました。そのため寝ている時は綺麗なラウンド型、起きている時は重力により下部がふくらむ自然なバストを形成できます。
高い安全基準
- 耐久性: 6層構造により圧力下でも形状を維持。
- BluSeal+®バリア層: ジェルの拡散を防ぎ、万が一の破裂時にも安全。
- 抜群の伸張性: 合格基準の標準450%に対し、823%まで伸縮可能。
お客様へのサポート
お客様一人ひとりに合ったインプラントを選ぶお手伝いをします。安全で満足のいく豊胸術を、モティバエルゴノミクス2(Motiva Ergonomix2)で実現しましょう。
保証について
- 万が一シリコンバッグが破損した場合、5年間は無料で入れ替えをいたします。
- 万が一、拘縮して入れ替えを希望する場合、3年間は無料で入れ替えの手術をいたします。
- 気になった場合の診察料は頂きません。
当院の医師について
当院の手術は美容外科に精通する形成外科出身の医師が行います。
当院の美容外科手術はカウンセリングからアフターフォローまで、すべて日本形成外科学会所属の専門医もしくは出身の医師が行ないます。
形成外科専門医は長年研鑽を積み、その範囲において高度な専門医療技術を持つ医師です。その技術は美容外科手術においても、高く評価されております。
美容医療において、専門医によるカウンセリングを提供することは、患者様がより安心して治療を受けられるようにするための重要な要素であり、専門医は、その豊富な知識と経験をもとに、患者様一人ひとりのニーズに合わせた最適な治療計画を立てることができます。ぜひ、ご安心してカウンセリングにお越しください。
形成外科とは
形成外科とは、人の体表面（皮膚や見た目）に関する外科の一つです。この分野では、体にできた傷や、生まれつきの異常、体の一部が失われた状態、腫瘍（しこりやできもの）の治療、美容的な手術など、さまざまな問題を扱います。形成外科の大きな目的は、手術を通して人の見た目や機能を改善し、その人が社会で快適に生活できるようにすること、つまり生活の質を向上させることにあります。
例えば、体のどこかに傷があると、その人は見た目について気にしたり、他の人にどう思われるか心配したりすることがあります。このような見た目の問題は、人の心にも大きな影響を与えることがあります。心の問題は通常、精神科医がカウンセリングや薬で治療しますが、形成外科では、手術を通じてこのような心の悩みを解消しようとするので「精神の手術」と呼ばれる事もあります。
形成外科はそういった見た目の問題を手術で治す事で、人を幸せにするといった考えを持っている医療の分野です。
シリコン豊胸のリスク、副作用、合併症
シリコン豊胸には、想定されるいくつかのデメリットがあります。ヴィーナスビューティークリニックでは、形成外科の医師によるカウンセリング・アフターフォローをしっかりと行っておりますので、少しでも気になることは遠慮なくご質問ください。
手術後は、手術した部分に腫れが起こります。
手術により内出血が起こることがあります。ほとんどの場合、時間の経過とともに自然になおります。
切開した部分に赤みができた場合、改善するまで時間がかかることがあります。
施術によって、左右差が生じることがあります。
妊娠中、授乳中の方は、施術ができません。
