大陰唇増大術とは
大陰唇とは肛門あたりから恥丘までの長さがある左右一対のふっくらとした部分で、尿道や膣を覆い保護する役割を持っています。大陰唇は加齢や出産、体型の変化などを機に、ふっくらとしたハリがなくなり、シワが寄ってみえてしまうと悩んでいる女性は意外と多いです。シワがよると下着に擦れやすくなり痛みが出たり、摩擦が生じることでデリケートゾーンが黒ずんでしまったりすることもあります。
大陰唇増大術は大陰唇にヒアルロン酸や脂肪を注入することで形を整え、ふっくらとした見た目を取り戻せる施術です。切開を伴わないため体への負担も少なく、傷跡が残る心配もありません。また、施術自体短時間で終了するための、比較的手軽に受けられるところも特徴です。デリケートゾーンのコンプレックスを解消したい方や大陰唇のシワを取り、形を整えたい方におすすめです。
大陰唇増大術の施術について
大陰唇増大術には、ヒアルロン酸注入と太ももや下腹部から脂肪を吸引する脂肪注入の2パターンがあります。
どちらも悩みや要望に合わせてデザインを決定し、デザインに合わせてヒアルロン酸や脂肪を注入していきます。
施術は15分~1時間程度の短時間で終了し、休憩後に確認をして当日帰宅していただけます。
ヒアルロン酸注入カウンセリングカウンセリングを行い、悩みや要望を伺いながら施術が適しているかどうかを判断します。この際に施術の流れや注意事項も説明します。
デザイン仕上がりのイメージやデザインを決めてから、ヒアルロン酸の量や注入する部分を決定していきます。
麻酔、ヒアルロン酸注入施術前には、通常Iラインのみ剃毛します。
表面麻酔や局所麻酔が効いてから、デザインに合わせてヒアルロン酸を注入します。
脂肪注入カウンセリングカウンセリングを行い、悩みや要望を伺いながら施術が適しているかどうかを判断します。この際に施術の流れや注意事項も説明します。
デザイン仕上がりのイメージやデザインを決め、脂肪を注入する量や注入する部分を決定します。
麻酔、脂肪注入施術前には、通常Iラインのみ剃毛します。
表面麻酔や局所麻酔が効いてから太ももや下腹部より少量の皮下脂肪を吸引し、デザインに合わせて脂肪を注入します。
大陰唇増大術の効果について
大陰唇増大術を受けることで、加齢や出産によりボリュームがなくなった大陰唇に若々しさを取り戻せる効果が期待できます。大陰唇のシワやたるみが取れ、ふっくらとした膨らみができるため、水着や下着を着たときにもシルエットが美しくなり、自信が生まれる人もいるようです。
また、パートナーから指摘されてデリケートゾーンの形やシワに悩んでいる場合も、悩みを解消できき良好な関係が築けるでしょう。
他にも、大陰唇のたるみやシワが原因で下着に擦れてしまうこともなく、快適な生活ができるようになるところも嬉しい効果です。
ヒアルロン酸注入の場合は効果の持続期間が1年程度なので、定期的にヒアルロン酸の注入しなければならないことは把握しておきましょう。
当院の医師について
当院の手術は美容外科に精通する形成外科出身の医師が行います。
当院の美容外科手術はカウンセリングからアフターフォローまで、すべて日本形成外科学会所属の専門医もしくは出身の医師が行ないます。
形成外科専門医は長年研鑽を積み、その範囲において高度な専門医療技術を持つ医師です。その技術は美容外科手術においても、高く評価されております。
美容医療において、専門医によるカウンセリングを提供することは、患者様がより安心して治療を受けられるようにするための重要な要素であり、専門医は、その豊富な知識と経験をもとに、患者様一人ひとりのニーズに合わせた最適な治療計画を立てることができます。ぜひ、ご安心してカウンセリングにお越しください。
形成外科とは
形成外科とは、人の体表面(皮膚や見た目)に関する外科の一つです。この分野では、体にできた傷や、生まれつきの異常、体の一部が失われた状態、腫瘍(しこりやできもの)の治療、美容的な手術など、さまざまな問題を扱います。形成外科の大きな目的は、手術を通して人の見た目や機能を改善し、その人が社会で快適に生活できるようにすること、つまり生活の質を向上させることにあります。
例えば、体のどこかに傷があると、その人は見た目について気にしたり、他の人にどう思われるか心配したりすることがあります。このような見た目の問題は、人の心にも大きな影響を与えることがあります。心の問題は通常、精神科医がカウンセリングや薬で治療しますが、形成外科では、手術を通じてこのような心の悩みを解消しようとするので「精神の手術」と呼ばれる事もあります。
形成外科はそういった見た目の問題を手術で治す事で、人を幸せにするといった考えを持っている医療の分野です。
大陰唇増大術のリスク、副作用、合併症
脂肪注入をした場合は、脂肪吸引した部分を圧迫固定する必要があります。
ヒアルロン酸注入の効果持続期間は約1年程度です。半永久的に続くものではありません。
脂肪注入を希望であっても脂肪が少ない場合は、脂肪注入を選択できないことがあります。
施術後数時間は微量の出血が起こる可能性があるため、患部を保護して過ごしてください。
妊娠中、授乳中の方は、施術が出来ません。