二重術「埋没法」のメリット・デメリットについて。費用やダウンタイム、切開法との違いも解説
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瞼を二重にするには、切開法と埋没法がある、ということはご存知かと思います。
このうち埋没法は取れやすい、と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。確かに埋没法は、切開法と比べると「切らなくて済む」「やり直しが利く」「比較的安価」「ダウンタイムが短い」などのメリットがある一方で、効果は永久に続かない、取れやすいというデメリットがあります。
しかし、気を付けて日々を過ごせば長持ちさせることは可能です。当記事では、埋没法によってつくられた二重瞼を長持ちさせる方法を紹介していきます。
そもそも、埋没法はなぜ取れるのでしょうか。それは、医療用の糸を使って瞼を留めているからです。糸が取れると二重も取れてしまいます。
糸で留める際には、点留めと線留めという二種類の方法があるのですが、線留めよりも点留めの方が取れやすいですが、デザイン性が高いのは点留めの方です。ここはカウンセリング時に医師の説明をしっかりと聞きましょう。
糸が取れる理由はいくつかありますが、多くは刺激を与えてしまった場合です。事項で詳しく説明いたします。
糸が取れてしまうNG行為は、以下になります。
埋没法を施した瞼を触ったりこすったりして刺激を与えてしまうのは、大きなNG行為です。痒くてついこすってしまった、という場合だけではなく、目元のメイクやマッサージも糸が取れてしまう原因になります。洗顔をするときも、瞼周りは強くこすらないことが大切です。絶対に触ってはダメ、ということではありませんから、必要な時は優しく触るようにしましょう。
手術後すぐに瞼を温めると、血行が良くなりすぎて瞼が腫れる原因になります。瞼が腫れると、糸に負荷がかかって取れやすくなってしまいます。ダウンタイムが過ぎ、完全に瞼が落ち着くまでは、熱いシャワーや目元を温めるシートなどは使わないようにしましょう。
寝すぎて瞼が腫れぼったくなったり、顔がむくんでしまったりした経験をお持ちの方、いらっしゃいますよね。上記にある通り、瞼が腫れると糸に負荷がかかってしまいます。少なくともダウンタイム中は、寝すぎないようにしましょう。
体重の増加とともに、瞼にも脂肪はつきます。脂肪がついてしまうと糸が瞼を支えきれなくなって、結果的に取れてしまうことがあります。手術の後は、体重が増えないように気をつけましょう。
お酒を飲み過ぎた翌日、びっくりするほど顔がむくんでいることがあります。むくむと、やはり糸に負荷がかかって取れやすくなってしまいます。暴食による体重の増加も、上記のように危険です。お酒も食事もほどほどにしておきましょう。
埋没法には、相性があります。もともと埋没法に向いていない・取れやすいのはどういった人なのかを説明します。
もともと瞼が重い人は、糸の強度が足りなくて支えきれず、取れてしまうのが早いです。
眼瞼下垂とは、瞼が垂れ下がってしまい、目が開けにくくなる病気です。瞼が重いので、糸が耐え切れずに切れてしまいます。この病気は自覚症状が無いという人も多く、カウンセリングに行って初めて発覚する人も多いです。手術前には丁寧なカウンセリングを受けましょう。
糸を留めるには、点留めの方がデザイン性は高いです。しかし、点留めが4カ所以上だったり、留める力が強すぎたりすると、瞼にダメージが加えられて糸を支えきれず、取れてしまうことがあります。こちらも個人差がございますのでカウンセリングの際に医師に相談することをお勧めします。
埋没法で使用する糸は医療用のものなので、途中で切れたとしても瞼に入ったままなのは問題ありません。ただ、切れてしまった糸を放置すると目を傷つけてしまう可能性があります。糸が取れて目に違和感があるときは、決して放置はしないでください。糸が取れてしまった時の対処方法を説明します。
糸が瞼から出ていても出ていなくても、まずはクリニックに連絡してください。もう一度手術を受けたいか、抜糸をするだけでいいか、希望を伝えましょう。保証期間内なら、無料や割引でもう一度手術を受けられる場合もあります。
手術を受けたクリニックの対応に不安がある場合は、ほかのクリニックでも構いません。相談を受け付けているクリニックがありますので、調べて連絡してみましょう。
糸が取れても、瞼から糸が出ていなければ慌てる必要はありませんが、もしも瞼の裏に糸が出ていたら、すぐに抜糸をする必要があります。放置すると眼球を傷つけてしまいますので、速やかにクリニックに連絡し、抜糸の予約をしてください。この時、決して自分で引っ張ろうとはしないでくださいね。
手術を受け直すかどうかは後からでも決められますが、眼球が傷ついてしまったら治るまで時間がかかります。
瞼から糸が出ていない状態でも、刺激を与えると糸が目にこすれて傷がついてしまう場合があります。触ったりこすったりするのはもちろん、アイプチや目の周りへのメイクもやめておきましょう。もしも出血があるときは、清潔なガーゼで止血し、なるべく早くクリニックで診てもらってください。
二重整形を長持ちさせるには、いくつかの方法があります。
多くのクリニックは、ホームページに手術数を載せています。経験が豊富で、技術力の高い医師がいるクリニックを選びましょう。手術の技術は、経験が多いほど高くなっていきます。いろんなタイプの瞼を扱ったことのある医師なら、安心です。
埋没法は手軽ですし、比較的安価ではありますが、やはり取れてしまうというデメリットがあります。永久的に二重にしたいという方は、切開法による整形も検討してみてください。
埋没法をあまりに繰り返すと、瞼へのダメージがそれだけ蓄積され、眼瞼下垂を発症する原因にもなります。また、埋没法を複数回受けてもすぐに糸が取れるという方は、医師の技術というよりも埋没法そのものと相性が悪い可能性があります。カウンセリング時に相談してみましょう。
アフターフォローや医師、看護師の対応、カウンセリングの内容も、そのクリニックで安心して手術を受けられるかどうかの大切な判断基準です。
料金は安いけれどスタッフの対応が良くないなどの不安があると、安心して手術を受けることはできません。また、埋没法の糸が取れてしまった場合のアフターフォロー体制・保証期間などが充実しているかどうかも、契約前に確認しておきましょう。患者様が理解・納得されないままに契約を推し進めるようなクリニックとは、トラブルになりがちです。
埋没法の取れやすさ・長持ちさせる方法について紹介してきました。参考になりましたでしょうか?
埋没法で瞼のプチ整形は比較的気軽におこなえますが、やはりお顔への施術ですから、緊張しますよね。
VENUS BEAUTY CLINIC(ヴィーナスビューティークリニック)は美しくいたい、綺麗になりたい皆様に寄り添った安全で親切なクリニックを⽬指しております。
カウンセリングに力を入れており、患者様のご希望に沿った内容の施術をご提案しております。二重埋没法にご興味のある方は、ぜひ当クリニックにご相談ください。スタッフ一同、お待ちしております。
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形成外科専門医 藤本裕樹
美容・形成外科医
筑波大学医学部卒業後、昭和大学形成外科に入局し、昭和大学病院、昭和大学藤が丘病院、昭和大学横浜市北部病院新久喜総合病院、太田西の内病院などで形成外科・美容外科の研鑽を積む。2019年よりVENUS BEAUTY CLINIC医師として勤務する。
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