医療ハイフ（HIFU）の効果とは？効果のピーク時期や副作用なども含めて紹介

韓国で大ブーム！日本でも若い女性を中心に、メスを使わずに筋膜近くからしっかりリフトアップができると大人気のハイフ（HIFU）。本記事では医療ハイフ（HIFU）の効果、効果のピーク時期や副作用、使用する機材や費用まで詳しくご紹介します。

肌を引き締めたるみを改善する

ハイフ（HIFU）は、メスを使うことなく熱で皮膚の内側、筋膜近くからぐっと肌を引き締め、たるみを改善します。

しっかりリフトアップするためには筋膜近くにメスを入れる必要がありましたが、ハイフは超音波を使うため傷や強い痛みを残すことなくキュッと引き締まったフェイスラインを手に入れることができます。

ハイフ（HIFU）とは？

ハイフ（HIFU）は韓国を中心に人気が広がった痩身治療。日本国内でも大人気で、若い女性の間でも話題になっています。

ハイフはHigh Intensity Focused Ultrasoundの略称で、高密度焦点式超音波治療法のことを指します。

超音波を肌の内側から筋膜近くにかけて、狙ったところにのみ強い熱エネルギーを与えることにより、顔を引き締めリフトアップするという仕組み。焦点を合わせて照射できるため、顔だけではなく身体全体に施術ができます。

また、熱が加わることでハリのある肌を育てるのに必要不可欠なコラーゲン・エラスチンの生成が促進されるため、弾力性のある肌に生まれ変わらせることもできます。熱でたんぱく質が変性、縮んだ組織を修復しようと新しい細胞をどんどん生み出すためです。

メスを使わないうえ、皮膚の表面を火傷させることもないので施術時間が30分ほどと短くて済み、身体や肌への負担が少ない施術方法です。

エステハイフと医療ハイフの違い

ハイフには、エステハイフと医療用ハイフの2種類があります。それぞれの違いは次の通りです。

エステハイフ

照射方式：蓄熱方式
痛み：なし
施術回数：1ヶ月に1〜2度
特徴：

• ・出力が低い
• ・熱が届く深さが浅い
• ・引き締め効果を感じられる
• ・リフトアップ効果を感じられる

医療用ハイフ

照射方式：点状方式
痛み：ほとんどなし
施術回数：3〜6ヶ月に1度
特徴：

• ・出力が高い
• ・熱が届く深さが深い
• ・高い引き締め効果を感じられる
• ・高いリフトアップ効果を感じられる

比較してみると、医療用ハイフのほうが出力が高いため効果をより感じる方が多いようです。施術回数も医療ハイフのほうが少ないため、エステハイフよりも施術の費用が少なくてすむ場合があります。

ハイフ（HIFU）の効果

肌の引き締め・たるみを改善できることで大人気のハイフ（HIFU）ですが、ほかにも次のようなさまざまな肌の悩みに嬉しい効果があります。

• ・ほうれい線
• ・しわ
• ・二重あご
• ・くすみ
• ・眉間のしわ
• ・乾燥肌
• ・年齢肌
• ・毛穴が目立つ

こんなに嬉しい効果が期待できるのには3つのポイントがあります。1つずつ詳しく見てみましょう。

①肌を引き締める

皮膚の内側に超音波を照射することによって、肌の組織であるタンパク質に熱が加わり変性を始めます。このとき組織がぎゅっと縮むため、肌の表面も引き締まります。これにより、しわや毛穴が気にならなくなってきます。

①肌を引き締める

熱エネルギーが肌の内側にある真皮層から筋膜近くまでしっかり届くことにより、表情筋により近い「SMAS層」のゆるみがきゅっと引き締められます。そのおかげでたるんだ肌が引き上げられ、たるみが原因で現れるほうれい線や眉間のしわ、二重あごが改善されます。フェイスラインがぐっときれいになり、たるみを引き上げることで見た目年齢も若くなります。

③肌を育てる細胞がどんどん生まれてくる

熱エネルギーの刺激を受けた肌は、細胞を修復するために新しい細胞とコラーゲン・エラスチンといった美容成分をたっぷり生成し始めます。これにより、ぷるんと弾力のある肌に生まれ変わります。肌に水分が保たれるようになるため、乾燥肌やくすみが改善されます。透明感もぐっとアップ。美白も期待できます。

目元や鼻のまわりなどにも照射するための細かいパーツも揃っているため、自分の気になる部分へピンポイントに照射することができます。また、顔だけではなく全身に照射できる機器もあるため、お腹まわりや背中、二の腕を引き締めたい方にもおすすめです。

身体に照射した場合、２〜3週間かけて脂肪が老廃物として排出されるため、運動や食事制限でもなかなか落ちなかった脂肪が落ち、停滞していたダイエットにも効果が期待できます。

ハイフのメリット

ハイフのメリットは大きく4つ。

• ①痛みが少ない
• ②ピンポイントで照射できる
• ③施術時間が短い
• ④傷が残らない

1つずつ詳しく見てみましょう。

①痛みが少ない

医療ハイフ（HIFU）は超音波を照射するため、施術中・施術後ともにメスによる切開の痛みがありません。稀に痛みを感じることがありますが、出力を調整や麻酔を使うこともできるので、痛いのは恐い！　という方も安心して施術を受けることができます。

②ピンポイントで照射できる

機器に装着するカードリッジを変えることで、細かい部分へピンポイントで超音波を照射することができます。目元、眉下やまぶたなどとくに細かい部分にまでアプローチできます。

③施術時間が短い

医療ハイフは、顔全体に照射施術したとしても平均40分ほどで施術が終わります。施術後は数分でメイクも可能に。最小限の施術時間でかなりの効果を実感できるので忙しい方にぴったりです。

④傷が残らない

通常、リフトアップの施術はメスを使った切開が必要になるためしばらく傷が残ります。お仕事をされている方はとくに、長い休みをとったり傷を気にしたりしなければなりませんが、医療ハイフは超音波を照射するだけなので傷を気にすることなくリフトアップができます

ハイフのデメリット

いいことだらけのハイフ（HIFU）ですが、デメリットもあるということを頭に入れておきましょう。デメリットは大きく3つです。

• ①紫外線による影響を受けやすい
• ②火傷の可能性がゼロではない
• ③施術を受けられない場合がある

1つずつ詳しく見てみましょう。

①紫外線による影響を受けやすい

ハイフの施術後は一時的に肌の水分量が減少してしまうと言われています。それにより肌が乾燥しやすくなり、紫外線ダメージを防ぐ力が弱まります。施術後はいつも以上にしっかりと保湿をし、日焼け止めクリームや日傘、帽子、サングラスを使うなどして日焼け対策を万全にしておきましょう。

②火傷の可能性がゼロではない

ハイフは超音波を照射する際、熱が発生するため、まれに火傷をしてしまう可能性があります。これはハンドピースと呼ばれる、超音波を肌に照射するためのパーツが浮いた状態で施術されてしまった時に火傷が起こります。
また、超音波が骨に当たって反射して発生したマイクロバブルにより、水ぶくれができてしまった例も。

技術が未熟なクリニックで施術をしてしまったばっかりに、神経まで損傷してしまったケースもあります。神経を損傷すると一生回復しない場合もあります。
ハイフは医療行為にあたるため、スタッフや看護師ではなく確かな技術を持った医師が施術を行うクリニックを選びましょう。

③施術を受けられない場合がある

体調が不安定で肌が敏感になっているため、妊娠中や授乳中は施術を受けられません。
また、超音波を使用するためペースメーカーが入っている方、他の美容医療の施術を受けたばかりで肌の状態が不安定な方も施術が受けられません。

アトピーやケロイド体質の方も、施術を見送ったほうが良いでしょう。
自分は施術を受けられるのかな？　と思ったら、施術を検討しているクリニックに相談しましょう。

ハイフの副作用とは？

ハイフ（HIFU）には稀に副作用もあります。

腫れ・むくみ

ハイフの施術後、腫れやむくみが出ることがあります。とくに、脂肪が多い部分に照射した時に起こることがあるようです。これらはメイクで隠せるほどで、時間が経てばきれいに戻ります。ほてりを感じる時はしっかり保湿して冷やすと良いでしょう。

水ぶくれ

骨に近い部分に照射した場合、骨に反射した超音波でマイクロバブルが発生、水ぶくれができることがあります。こちらも時間が経てばきれいに戻りますが、水ぶくれができた場合は触れないようにし、破れてしまった場合は消毒をしっかりして清潔にしておきましょう。

乾燥

一時的に肌の水分量が少なくなるため、強い乾燥を感じることがあります。施術後はたっぷり保湿しておけば、細胞が修復される頃に弾力のある肌に生まれ変わります。
また、乾燥によって紫外線ダメージを受けやすくなるので、冬でもしっかりと紫外線対策をしましょう。

痩せすぎる

脂肪を撃退する効果のあるハイフを受けすぎると、痩せこけて見えることがあります。すでに十分痩せている方は医師と相談しながら施術の計画を立てるようにしましょう。

痛み

麻酔をするほどではありませんが、施術中に熱い、チクチクする、骨にずーんと響くような痛みを感じることがあります。とくに脂肪があまりなく、骨に近い部位によく現れるようです。どうしても我慢できなくなったらすぐに医師に伝え、出力を下げたり麻酔を使ったりなどを検討してもらいましょう。

赤み

ハイフの施術後は肌に赤みが生じることがあります。よく赤みが出しまう体質の方は、長引いたり赤みが強く出たりすることがあるようです。基本的にはメイクでカバーできる程度ですが、なかなか赤みが引かないようであればすぐにクリニックに相談しましょう。

ハイフの治療の流れ

カウンセリング

目標とする肌の状態、現在の肌の状態、体調について詳しくお話を伺います。
理想の自分に近づくための施術方法を提案します。疑問や相談はどうぞご遠慮なくお聞かせください。

お申込み

施術内容のご提案に納得していただけましたら、正式にお申込みです。同意書に必要事項をご記入いただいたあと、料金をお支払いいただきます。現金のほか、クレジットカードもご利用可能です。

洗顔

施術前の洗顔をしていただきます。パウダールームにはメイク落とし、洗顔料をご用意しております。

施術

ジェルを塗布して、ご希望の部位に照射していきます。痛みが出た時はご遠慮なくすぐにお申し付けください。

メイク

施術が完了しましたら、すぐにメイクしていただけます。（メイク用品はご自身でご用意ください）
ビタミンCをたっぷり配合したローション、乳液、ダイヤモンドジェル、日焼け止めのほか、コットン、綿棒、ティッシュ、さらにヘアブラシ、ドライヤー、手鏡をご用意。施術後に予定がある方もご安心ください。

ハイフの効果を得やすくする方法

効果の高い医療ハイフ（HIFU）ですが、施術の受け方によっては効果を実感できないことも。ここでハイフの効果を得やすくするためのチェックポイントを４つお伝えします。

①安全な医療ハイフ

先述の通り、ハイフにはエステハイフと医療ハイフがあります。出力の違いで効果の差もあるため、高い効果を求めるなら医療ハイフを選択しましょう。

また、医療ハイフは資格を持った医療従事者しか施術することができません。技術が未熟なスタッフが施術している場合、副作用や後遺症などデメリットが生じることも。

②肌の状態にあったショット数

ハイフはショット数（照射数）によって肌への効果が変わります。また肌へのダメージもこれに比例します。お肌の状態に合わせた最適なショット数を相談し選択しましょう。

③施術後のスキンケア

熱エネルギーによって肌の再生を促すハイフは、施術後に肌の保水量が減るため一時的に強く乾燥します。また、紫外線の影響も受けやすい状態です。

施術後は水分と油分でしっかりと保湿し、日焼け止めなどで紫外線対策を万全に行いましょう。

④定期的に施術を受ける

リフトアップ・シワの改善など肌悩みでの施術は、効果が半永久的で時間とともに薄れてきます。

ハイフの効果を継続したい場合は、クリニックと相談のうえ効果が切れるタイミングで定期的に施術を受けることをおすすめします。

VENUSBEAUTYCLINICで取扱いのあるハイフの種類と値段

ダブロゴールド

高密度の超音波を、気になる部分へ安定的に照射できる医療ハイフ機器です。目元・眉下・口の周りなどの細かい部分へも照射可能で、しわやたるみのもとにアプローチします。痛みはほとんどなく、ダウンタイムもないため施術後すぐにメイクができます。

料金（税込み）

ソノクイーン

顔の細かい部分までしっかり照射できる医療ハイフ機器。初めての施術から1〜3ヶ月で効果が現れはじめ、その後3〜6ヶ月と長い期間肌をリフトアップし続けます。痛みはほとんどなく、ダウンタイムもないため施術後すぐにメイクができます。

料金（税込み）

ダブロゴールドBODY

身体用の医療ハイフ機器です。部分痩せしたい部分に照射しながら、減らしたい脂肪だけを減らすことができます。ダウンタイムがないため、施術した日にも入浴できます。

料金（税込み）

銀座・新宿でハイフはVENUSBEAUTYCLINICへ

VENUSBEAUTYCLINICは、確かな技術で患者様のなりたい姿を叶えるのはもちろんのこと、患者様の不安を取り除くため丁寧な説明と施術を心がけております。またアフターフォローもしっかり行いますので、施術後でもどうぞご遠慮なくご相談ください。

当院では患者様が安心してキレイになれるよう、必要のない手術、施術の無理強いは決していたしません。患者様の今後の人生がよりいっそう輝くよう、スタッフ一同心を込めてお付き合いさせていただきます。

美容医療を受けることは、多少なりとも不安や緊張が伴うものです。施術に関して少しでもご不安なことがありましたら、お気軽にお伝えくださいね。

当院には施術をして終わりという考えはなく、術後のアフターケアまで責任を持ち対応いたしますので、安心してお任せください。

ご興味を持たれたら、ぜひヴィーナスビューティークリニック(VENUS BEAUTY CLINIC)へお問い合わせください。